一日一度は通る交差点で
中学2年生の男子がひき逃げ事故に遭った。
早朝、新聞配達をしてる途中で
左折する車に巻き込まれ後続にも轢かれたらしかった。
知人から聞いただけだったが
たまたまそこを通った時に、
真っ白な花束が無数に置いてあり
あ、ここだったのか・・・と知った。
中学2年生で新聞配達。
家庭の事情があったと聞いた。
26日の雪が積もった日だった。
お正月という、一年で一番のイベントを前に
突然地獄に突き落とされたご家族を思うと、
やりきれなかった。
ズシンと憂うつな気分になった。
家庭の事情・・・
実は後に、この家庭の事情は普通の考えられる
貧困という理由とはかけ離れていたことがわかった。
そこの家族は毎年お正月を
ハワイで過ごす家庭だったのです。
とても裕福でありながら
早朝の新聞配達をしてた理由は
父親が、自分の手でお金を稼ぐありがたさを教えるために
始めたものだったそうです。
確かに家庭の事情でのアルバイト。
このお父様は
今、どんな気持ちでいらっしゃるのでしょうか。
自分を責めていなければいいけれど。
ひき逃げ犯は2時間後に自首してきました。
怖かったからというのが理由。
たぶん、逃げていなくても
亡くなっていたのかもしれない。
雪が積もってて見難かったといういい訳。
でも
んなわけないやろ。
雪積もってたって人は見えるわ。
見てなかっただけやないかー。
合掌