火葬前日の過ごし方
退院翌日。
明日は火葬の日。
ここ数日寝不足続きでしたが
睡眠導入剤を飲んで寝たおかげで
朝起きたら少し
気持ちが落ち着いていました。
大切な友達にLINEや電話で連絡して
泣きながら話を聞いてもらい
励ましてもらって
この気持ちを誰かに
聞いてもらえたことで
少しすっきりしました。
友達の存在は本当に大きかったです
当時の気持ち
(当時の気持ちを記録していたので、それをもとに書いています)
まめちゃんに会えて嬉しい。愛おしい。
出産したことの幸福感もある。
でもこの先の未来がない‥
これからも一緒に過ごしたい。
お別れしたくない。寂しい。
こんな気持ちがぐるぐるして辛い。
出産したよ、頑張ったよ
って誰かに報告したい。
まめちゃんこんなに可愛いよ
長女に似てるんだよって
写真をみせたい。
でもこの気持ちを伝えたら
なんて思われるだろう。
笑える話でもないし
きっと困らせてしまうだろう。
気軽に言えなくて
本当に信頼している友達にしか
自分の口から言えなかった。
まめちゃんが会いにきてくれたこと
それにはものすごく意味があって
この経験は必ず人生の糧になる。
全くもって無駄じゃなかったし、
ありがとうって思う。
だけど今は寂しくて離れたくなくて、、
感情がどんどん強くなって苦しい。
これから仕事に復帰したら
妊娠を知っていた方みんなに
報告しなくちゃならない。
そのたびに、
私はなんて声をかけられたら
嬉しいんだろう。
それもわからない。
可哀想、とか
悲しいね、とかではなくて
ただ我が子をみて一緒に
「可愛いね〜」って言って欲しい。
頑張ってここまで成長して
生まれてきてくれた我が子を
可愛がってもらいたい。
会えた喜びと別れの悲しみを
誰かに聞いて欲しい。
聞いてもらえたらそれだけで
いいのかもしれない。
悲しい顔をするでもなく、ただ
「そうだよね、がんばったね」
ってどんと構えて聞いてもらいたい。
受け止めてほしい‥
寄り添ってほしい‥
誰か助けて‥
誰かにSOSを出したい
そんな気持ちでした。
ミニ仏壇が届いた
この日に、注文していた
ミニ仏壇が届きました
とっても可愛くて
お部屋の雰囲気にもマッチしていて
気に入りました
心の支えになったのは
おりん(チーンと鳴らせるもの)
がついていたこと♪
鳴らすことで不思議と
心が落ち着きます
そして小さな骨壷は
ずっしりと重みがあって
両手で包み込めるサイズで
まるで まめちゃんを抱っこ
しているような感覚になれました
これからも近くにいてくれるんだ
明日の火葬が終わった後も
まめちゃんと一緒に居られるんだ
そう思えて少しだけ
気持ちが楽になりました
こうやって
少しずつ気持ちが変化して
落ちたり上がったりを繰り返しながら
乗り越えていくんだろうなぁ
とも思えました
そして、長女にはかなり
助けられました。
3歳でどこまで理解していたのか
わかりませんが、
今まで通り普通に接してくれて
笑顔をみせてくれる存在が
本当にありがたくて
この先も長次を大切にしたい、と
改めて思いました