皆さん、おはようございます
イチローの事で、
ご報告があります。
いつもは「元気だし隊」の
リーダーとして皆様を明るく
楽しくさせる任務にて、
どちらかと言えばお笑い担当の
イチロー少年だったのですが…
前回20日水曜日の
院長先生の初見で、これは
厳しい状況であると覚悟
はしていたものの
その後、22日の生研の為の
小手術の際、患部右顎の
レントゲン写真を
撮ったのですが、
院長先生と一緒にその画像
を見て、普通白く写る
骨の部分が黒に浸食され、
明らかに「にっくき敵は癌」で
「既に転移をしている」事が
わかってしまいました。
一瞬頭が真っ白になりましたが、
先生に色々お聞きしなければ
ならない事、今後の不安等が
頭の中をぐるぐる巡り
なんとか冷静を保って
今後すぐにやるべき事を
必死に記憶して
帰って参りました。
細胞検査の正式な結果が
出るのは金曜日から15日も
かかるそうですが、
(3/4日でほぼ70%わかる
テストの結果が先に出ます)
既にレントゲン画像から
骨への転移も認められ
ミルちゃんと同じ
「扁平上皮癌」であることは
決定的と言えます。
ミルちゃんとは、仲良くさせて
いただいているブロ友さん、
ハルママさんの愛猫さんで
4月の初めにこの恐ろしい
悪性腫瘍の為に亡くなって
しまいました。
とにかく詳しいこと(余命など)
多分今週中にでも
腫瘍学/オンコロジーの
先生からお話を伺うことに
なっています。
ミルちゃんの闘病生活を
記事で見ていたので、
同じ口の中でも
腫瘍の場所は違いますが、
イチローの命の行方も
見えてしまっています。
又、更に、イチローの癌は
転移が進んでおり、
緩和ケアの場合だと
普通なら余命３ヶ月、
と言われていますが、
それより早いのではないか
と、想像します。
院長先生はあの日すぐに
緩和ケアの話もされました。
手術をする場合は
右下顎の骨をとらなければ
ならないこと、
そこまでしても他の部分の
骨への再発の可能性が
非常に高いこと。
又、抗がん剤治療や
放射線治療を施しても
再発を食い止める事が
難しいこと、等々。
少し話は前後しますが、
20日水曜日の院長先生の
初見の後、ダンナはミラノに
用があって１泊２日留守に
することになっていました。
大事な書類にサイン中↓
新しく加入した新居の
火災保険書類には
イチローの足跡の痕跡。
（一生大事に取っておくよ）
この後、ダンナは出発し、
イチローと私は
ふたりになりました。
ダンナ大好きなイチローは
荷物を運ぶパパを
見守っています。
その後は私のいるソファーの
すぐ横か、
パパの食卓の椅子で
穏やかに過ごしました。
翌日はバスタブの中で
お水もよく飲んで
(水遊びが好きなので周り中
ビショビショにしてしまう為
バスタブの中なのです)
そして、用事を終えた
ダンナが義母のアンティーク
家具などを運んできました。
次々と運び込まれる
荷物の横でダンナを
待つイチロー少年。
こんなに元気そうなのに…
庭の水やりの後の
ダンナとイチロー君
そして、話は前後しますが
↑この翌日、22日金曜日に
イチローを連れて
生研の為の小手術に
向かったわけです。
15分から20分と聞いて
いたので外で待機↓
「只今手術中」の張り紙↓
そして、手術後の処置も
終わり、今回の記事の最初
に書いた話に繋がります。
消炎鎮痛剤は今まで通り。
（液体のもの。）
抗生物質の錠剤は、
問題が口の中、と言う事
もあってさらに難しく
ピルガンも使えずに断念。
代りに処方してもらった
液体の抗生物質は
量が多く、大騒ぎして
暴れたりもするので
気管に入りそうになったり、
夜中に吐いてしまったり、
こちらも断念。
そして、皮下注射に
踏み切ることにしました。
初めての自宅での皮下注射
はとても不安なものです。
しかし、この選択に
踏み切ることができたのは、
仲良しのブロ友さん、
おみっつぁんのお陰です。
彼女の愛孫娘マリンちゃんが
糖尿病となり
毎日2回のインシュリン
皮下注射をすることとなり
試行錯誤と不安の中、
獣医さんや経験者の
方々から習い覚えていった
初心者ならではの
分かりやすい記述が
私に勇気を与えて
くれました。
シミュレーションもして
第１回目は大成功。
2回目は失敗しました
注射液を冷蔵庫に
保管するのですが
取り出してから
室温まで温める事が
足りずに、多分、まだ少々
冷たい液体が入って
イチローがビックリして
動いてしまったのです
皮下注射の他、
イチローは、強制給餌は
ほぼ難しく、
自力で食べてはもらうしか
今の所方法がありません。
消炎鎮痛剤は、液体ですが
シリンジも小さく
量も少ないので
なんとか嫌われながらも
今の所できています。
この毎日のハラハラドキドキ
試行錯誤でやるべき事に
追われる毎日で
気が張っているせいなのか、
現実逃避なのか、
まだ、声をあげて泣くことが
できていません。
術後、麻酔が覚めて
しばらくが経ち
落ち着いているイチロー。
麻酔が覚めて４～5時間後
にはお腹が空いて、
ここ何日も食欲もなかった
イチローが、AD缶を100ｇ
以上食べる事ができました
ここから土日も
元気に過ごしております。
この子にとって
何が一番いいのか
再び考えてみました。
この子たちの幸せって
なんだろう
それはきっと
美味しいな、と思って
ご飯が食べられ
嬉しいな、と思って
ゴロゴロして
ふみふみして
撫でられたり
おしりトントンしてもらい
気持ちよくて
なによりも
安心していられる
家族の元で
安心して眠れること
（イチローの場合だと
お散歩ができて
好きな草をたべること、
もこれに加わるかな？）
きっとこれ以上の事って
ないのではないかと
想像します。
人間のような「欲」は
一切なく、なるべく
長生きしようとかも
思うはずもなく
- だから -
もうしばらくして
イチローの命の灯が
消える時だって
恐れなどなく
無念などもなく
どうしてもちょっと
苦しいステップを
踏まなくてはならない
時間があることが
可哀そうなのですが
使いものにならなくなった
可愛い身体から
すぅ～っと抜け出し
永遠の魂となって
自由な世界を
楽しむんだろうな…
なんて、
そう考えています。
とにかくイチローが
怖がることは
避けたいです。
でも、投薬や皮下注射は
当面、嫌がられても
しなくてはなりません。
イチローが、
ママ、もう止めて、と
合図をくれるまで
頑張るつもりです。
皆様を大変驚かせてしまい
本当にごめんなさい。
話が前後したり、
又、とても長くなって
しまいました。
どうか、イチローが
穏やかでいられますよう、
なるべく痛い思いを
しなくて済みますよう、
一緒にお祈りいただけたら
大変嬉しいです。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
m(_ _)m
p.s. 個別にメッセージを
いただきました方々には
レントゲンの結果などを
既にお伝えしておりました。
温かいお気持ちやエールを
ありがとうございました。
とても嬉しかったです。
レインボーエンジェルスのHP
更新いたしました
↓こちらをクリック↓
↓森の中SPバージョン↓
R.A.X'masコンサート2021ポスター
文字↑か画像↓クリックでGO!!
へは↑か画像を↓クリック
お知らせ
上の文字↑又は下の画像をクリック↓
<お願い>
やはり殺処分なんて
一刻も早く終わらせるべきだと思います。
人間に命のコントロールをする権限があるとしたら、
せめて生まれる前にしてください。
自分の意志でコントロールできない小さな命を救うのは
近くにいる人間の貴方です。
去勢、避妊運動を徹底させてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
殺処分ゼロに向けてご協力をお願い申し上げます。
殺処分ゼロキャンペーン動画へＧＯ！
こちらはいちりょうま誕生編
画像クリックでＧＯ！！
あきらめずに前へ進めば
きっと何かが少しずつ変化していくはずです。
声なき命を一つでも多く救えるようご協力のほど
どうぞよろしくお願い致します。
m(_ _)m