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ハルノウタ 40歳
アラフォー/
小4息子・小2娘、2児の母/
児童発達支援所勤務のワーママです指差し

【子育て】テーマ内の記事では
発達障害グレーゾーンの凸凹娘(小2・8歳)を苦戦しながら育てる傍ら、発達支援事業所で児童発達支援士として働く私の体験に基づいた子育て情報、つぶやき、日々の生活についてを発信していきます飛び出すハート

主観多めですが、お付き合いくださる方、よろしくお願いしますクローバー



『子どもがやめて欲しい行動をやめない』
そんな時の対応法についてのお話です。


前回の記事では
子どもへの伝え方の工夫について書きました。


でも子どもって、とにかく好奇心が旺盛。

店先ではあれこれ触ってみたいし、
静かにして欲しいところで騒ぎたくなる、
宿題に集中してると思ったらいつの間にか遊んでる、
加減が分からずについついやりすぎちゃう…

実際、どんなに伝え方を工夫したところで、
やめて欲しい行動って中々なくらならず
気づけばダメダメ!ばかり言っている…


子育てをしている方なら
そんな経験もあるあるではないでしょうか。



子どものやめて欲しい行動に遭遇、
どんなに伝え方に工夫を凝らしても子どもがその行動を続けてしまう場合はどう対応していくのがよいのでしょうか?

子どもの好ましくない行動が続く時は“上手な無視”をしよう



丁寧に向き合い、伝え方に工夫をしていても子どものやめて欲しい行動が続くー 
そんな時はその行動に関して否定的な注目をしないことが大事です。

一度スルーをする。
あくまでも行動にだけ注目しつつ上手な無視をする。

上手な無視と言うのは、
感情的にならない穏やかな対応で待つ

好ましくない行動をしている時のみ
反応しない目線を向けない身体を向けない


声かけをするとしたらあくまでも
次にして欲しい行動のみをシンプルに短く伝える
代替え案を提案するくらいが効果的。

片付けの場面であったら
ブロックとお人形どっちから片付ける?
母はここを担当するから⚪︎⚪︎ちゃんはこっちね!
と選択肢を提示したり、
終わったら〜〜をしようか!
などと先の見通しがもてる前向きな提案をするのも良いですね。

出先であれば一度この場から離れる(環境を変える)ことも切り替えスイッチの始動につながります。

そんな風にして工夫(言い回しや表現の仕方)していき
子どもが動き出した時にはすかさず褒める!
ここが1番のポイントです。

指示を出しても出しっぱなし
見守らないはNGです。

褒め方はその子によって刺さる方法は様々ですが、
こちらの働きかけに対して子どもがどう動くか
最後まで見守ることで、
あなたを見ているよ
が伝わることが子どもにとっての最良の注目です。

子どもは大好きなママやパパが自分に注目してくれていることが何よりも嬉しいのです。

見てたよ
できたね
ありがとう

それがあってはじめて、声掛けに応じる喜びを見出していきます。

忍耐力が必要になるけれど、
ダメを伝え続けて親子で悪循環を引き起こすより、できた!の成功体験を増やすことで親子共にハッピーサイクルになることを目指し、次からの行動を促していく、という戦法ですね。

私はよくここに失敗して親子共に混沌とした関係に発展してしまうことが多いので気を付けていきたいなと思います。

ちなみに、【困った行動】というのは
〜しないこと、〜できないことと考えるのではなく、
〜な行動
と置き換えてみるのがおすすめです。

遊びを切り替えられないこと→TVを見続けること
ご飯中を集中して食べないこと→ご飯中に立ち歩いてしまうこと

と考えてみます。
こんな風に行動にのみ注目することで、自分自身も次にどうして欲しいか?伝えるべきことが整理され
(例えばお風呂に入って欲しい、席に座ってご飯を食べて欲しい)
シンプルな表現で我が子に伝えやすくなりますよ飛び出すハート

​我が家の成功例


切り替えが苦手な娘。
先日買い物先で欲しいものが買ってもらえず駄々こねをはじめました。(8歳ですが真顔)

癖のある駄々こねで、癇癪にこそ発展はしなかったけど母の洋服をこれでもかと引っ張る、地団駄を踏む、態度が横暴気味になる、と言う感じでした。

この時のやめて欲しい行動は、
服を引っ張る&地団駄を踏む、周りを巻き込む投げやりな態度です。
娘に対して“いい加減にしなさい!ダメなものはダメ!買いません!”と声を張り上げて強制連行したくなったけど、感情は抑えました。

そして気持ちには共感し、ダメな理由と次にして欲しい行動(この日は代替え案で納得してもらいたい、というものでした)を簡潔に伝えました。

“新しいものを見ると欲しくなってしまうよね。
でもあなたはすでに持っているだから買わないよ。”
“代わりにあなたが欲しい椅子の上に敷くクッションなら買ってあげられるから可愛いものを選びに行こう”

しばらくは、こちらの声掛けにも応じず困った行動は続きましたが、家族以外の周りに大きな迷惑をかけるほどのものではなかったので他の買い物をしながら待つ、上手な無視を実践しました。15分ほどかかりましたが、娘は自分で切り替えて家族の買い物にまた参加し始めました。

娘に“自分で切り替えられたのすごいね!”と伝えると嬉しそうに
“うん🎵よく考えてみたらなんであんなに欲しい欲しいと言ったんだろうって思う!持ってるのにね”なんて笑顔で答えてくれました。

子どもは一度切り替えたら後ろは振り返りません。

買い物に出かけたことが“楽しかったね”の体験で終わることができました。

まだまだうまくできない日もたくさんありますが、
こういう成功体験を一つずつ増やして、親子感の信頼関係を築いていきたいなぁと思いますルンルン

読んでいただきありがとうございましたクローバー