ＮＨＫの連続テレビ小説『ちりとてちん』
見たことありますか？
福井県で育った主人公、和田喜代美が高校卒業後、大阪行きを決意し、落語家を目指すお話。
喜代美は消極的で心配性、そして妄想癖の持ち主。
自分に自信がなく、特技もなし。
将来の夢なんてわかんない。
悩める“へたれ”な女の子
好きなものにはまっしぐら、
でも、あと一歩の肝心なところで
『もしうまくいかなかったら、どうしよう』
と、立ち止まってしまう。
バラ色の未来を妄想しては、現実とのギャップにへこんでしまう。
大好きなキャラクターです。
また、主人公の喜代美は、貫地谷しほり（かんじや しほり）さん。
複雑なキャラクターを素敵に演じています。
楽天家な母に和久井映見さん、
父に松重豊さん、叔父に京本政樹さん。
天才落語家、徒然亭草若に渡瀬恒彦さん。
共演者も魅力のある人たちばかりです。
タイトルの『ちりとてちん』
三味線の音色を擬音化した言葉。
上方落語には『ちりとてちん』という演題があります。
知ったかぶりでいやみばかり言う隣人に
ご隠居さまが一計を案じ、腐った豆腐を
『これは長崎名物のちりとてちんだ』
と言って食べさせるという噺。
いち度、ドラマも見て
落語も聞いてみて下さい。
おもしろいですよ～☆