砥鹿神社と黒馬 | ☆神様がマネージャー☆

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砥鹿神社奥宮が鎮座する本宮山を望む、のどかな光景の
広がる豊川のとある場所。

 

 



 

 

 

 

 

 

 

【真ん中の黒い塊は何??】

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

【これはひょっとして!!!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 



 

【馬!!!!】

 

 

 

 

この黒い馬、実は砥鹿神社5月の例祭時に行われる、

 

 



 

【流鏑馬で少年を乗せて疾走する馬】

なのです。

 

 

 

 



 

S君が来年の流鏑馬デビューに向け、練習を開始している
と聞いていたので見に行ってみたのです。

 

 

ご厚意でその近くにある牧場も案内して頂きました。

 



そこには、ペルシュロンという種類の馬や、画像の
木曽馬など、バラエティーに富んだ馬たちが繋養
されており、私の様な馬好きには堪らない場所でした。

 

そこで面白い事を聞きました。

 

最初の画像の黒い馬。

 

その馬の毛色は黒色に見えますよね。

実はその毛色、黒く見えますが、専門的には

【青毛(あおげ)】

と表記されるのです。

そして、この画像の子は、

【青(あお)号】

という名が付けられています。

 

この【青号】は、砥鹿神社すぐ近くの個人宅で繋養
されています。

 

そのお宅は代々、砥鹿神社の神馬を繋養されているのだ
そうで、その馬は必ず青毛であり、名前も代々、

【青号】

なのだそうです。

ですから、画像のこの子は、何代、いやひょっとすると
何十代目かの

【青号】

なのです。

勿論時代が移り変わり、砥鹿神社が正式に繋養している、
いわゆる、

【神馬(しんめ)】

という事ではない訳ですが、こうしてその伝統を守って
おられる方がいる事に感動しました。

この子たちは乗馬用の馬ではなく、あくまで神事用です。

馬をに関わった事にある方ならばお判りでしょうが、いわゆる
飼料代、医療費などなど、個人で馬をしかも自宅で繋養する
事は簡単な事ではありません。

只々ご先祖様より受け継いだ想いを大切になされているの
でしょう。

 

黒い馬(青毛の馬)は雲を示すとされ、古来より水の神を
まつる神社では、祈雨祈願の為に奉納されていました。

逆にあまりにも雨の多い時は、雲のない晴天を示す、
白い馬(葦毛の馬)が奉納し、止雨を祈願しました。

先日、砥鹿神社の前身と言ってもよいかと思う、

【饌川水神社



について書きました。

かつて【穂の国】と呼ばれたこの地域は、温暖な気候に恵まれた
農業の盛んな地域です。

ですが、水不足に悩まされる事もしばしばあったようです。

その為に、三河一宮である砥鹿神社では単に神馬として馬を
繋養していたのみならず、【祈雨祈願】のために黒い馬(青毛)
が奉納されていたのかもしれません。

今回、馬のご縁を頂いた事もこの地の【水】の重要性を
教えてくれたのかもしれません。

 

さて、そんな砥鹿神社で来週末ですが、

【祓い清められた全ての罪は、高い山・低い山の頂から勢いよく
流れ落ちて渓流となっている急流にいらっしゃる、瀬織津比売
と呼ばれる女神が大海原に持ち去ってくださるだろう】

といういわゆる水の力によって罪汚れを祓い清めて頂けるという
内容が含まれた

【大祓詞浄書会】

を開催いたします。

どなたでもご参加可能です。

皆様とお会いできる事を楽しみにしております!





 

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■参拝の旅の予定



☆ご予約受付中です☆

☆6月24日(月)☆願いを叶える!桜木地蔵大祭&令和初の伊勢参りの旅☆

☆ 7月21日(日)☆伏見神宝神社鎮魂祭の旅

【ご参加申し込みは】



■穂の国寺社クリーンプロジェクト



☆お気軽にご参加下さい!☆

①蒲郡竹島:八百富神社  7月14日(日)

②豊川市国府:大社神社  6月16日(日)

【ご参加申し込みは】


■穂の国しんり倶楽部