私は◯◯です。

私は◯◯です。

コミュニケーション講師の岡本博美です。

コミュニケーション授業で、4年生の子どもたち、こんなにたくさん書いてくれました。

ステキな自分がいっぱい♡


あんまり好きじゃないなぁ…というところがあった子も。。

これをプラスに変えちゃおう！、リフレーミングしちゃおう！と授業を進めました。

「おこりんぼう」を

「言いたいことがある」

「意見がある」

というように。。

そうすると、気分が変わることに、子どもたちは気づいたようです。


自分が書いた言葉をリフレーミングするとき…

リフレーミングはちょっと難しくって、ちょっと困ってしまった子もいました。


そんなとき、席が近い子どもが、

「先生、この子、ちょっと困っちゃってるんです。みてください」

って言ったんですね。

そんなさりげないヘルプが言える子どもたちステキだなと思いました。


「私はさいあくです」と書いた子も、リフレーミングに困っていました。

「どういうときに、最悪だなって思うのかな」と聞いてみたら、

「兄弟でケンカしちゃった時」

「ほんとうは、仲直りしたいんだけど…」

って話をしてくれて。

「そうなんだね」って、話を聴いていたら、

「あ、ケンカしても仲直りしたい人だ！」と。

そうだ！

そう言ってにっこりプリントに「ケンカしても仲直りしたい人」と書いていました。

表情がパァーっと明るくなったのが、印象的でした。


リフレーミングって、言葉の言い換えばかりに気を取られがちだけど、

状況を、違う見方もあるよって、違う捉え方があるよって、気づくことも大事だなと、私も勉強になりました。



最後には、ステキな自分、リフレーミングした自分を、お隣の子に伝えました。

そして、その理由も発表してもらいました。

聞いた子は、発表した子に、こんな言葉を言って、拍手をしました。

「いいね！いいね！拍手！」



教室の黒板には、こんな記入がありました。

「チクチク言葉、マイナス言葉を言わない」と。

子どもたちが「私は◯◯です」と記入するとき、

私が子どもたちのところを回っていたとき、

一人の子がそっと私に話してくれました。

「あのね、ぽかぽか日記っていうのがあるの。。

ぽかぽか日記に書いてあることをプリントに書いていいですか？」と。


ぽかぽか日記って、クラスの中でやっている交換日記なんだそうです。

友達のいいところを書くそう。


友達のいいところを見つけよう！を日々実践していらっしゃる、素敵な学校だなぁ…、

そしてそれをそっと教えてくれる子どもたち、かわいいなぁ、そう思いました。


子どもたちと過ごす、とても楽しい1日になりました。

ご依頼ありがとうございました。

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