前々回 ・ 前回 

心の働き「転移」のことを

書いています。

 

 

龍

 

 

例え話として

前回は伯父のことを

紹介しました。

 

 

他にも

例えば

 

 

友人達とランチに行って

その中の一人が

自分の分だけ「水」を

持ってきてくれなかった・・とか

 

 

夫がコンビニに行ったけど

「何か買ってこようか?」と

聞いてくれなかった・・とか

 

 

こんな些細なことでも

傷付く人は

(冷たい・・)と

傷付きます。

 

 

その傷付きは

(それって、わざと?)とか

(私のことはどうでもいいってことか)など

 

相手のしたこと

言ったことが理由になっていて

 

理由にされた人は

そんなの

勝手すぎる

 

うっかりだったのに

わざとじゃないのに・・と

納得できないでしょう。

 

 

でも

 

傷付いた人の心には

 

 

過去に大事な人(多くは親)との関わりで

自分は大事にされていない・・と

思ってしまった経験があって

 

 

(それって、わざと?)

などと思ったときに

 

 

かつて

自分を大事にしてくれなかった人に

抱いた感情(冷たい・・)と

同じものを

そのときの人に感じるので

傷付いてしまうわけなんです。

 

 

それが「転移」なんですね。

 

 

そして

その人や

パートナーや周りの人に

 

本当に欲しい愛情や

温かさを求めようとしますから

 

言われてしまうのが

 

「私はアンタのママじゃない!」

「オレは君のパパじゃない!」

 

だったりするんです笑い泣き

 

 

 

 

心って

小さい頃から

いろんな感情や欲求や

葛藤を抱えているものです。

 

 

そして

 

大切な人から

充分に愛されなかったとか

傷付けられたと感じた経験が

深く大きい人ほど

 

 

「転移」は

パートナーや人との間で

強くたくさん起こり

 

人間関係での執着や不安

苦しみや感情の不安定さの

原因になっていきます。

 

 

また

「転移」は相手に

 

もっと私を見てよ

愛してよ

大事にしてよ

というような愛着依存という形

(陽性転移)

向けられることもあれば

 

 

自分への感謝が足りないから

後悔させてやる

私をよくも蔑ろにしたわね

 

というような

 

敵意や攻撃として

(陰性転移)

向けられることもあります。

 

 

 

つまり

 

パートナーや周りの人が

ちょっと冷たいと感じて

傷付いてしまったとき

 

小さい頃から

 

どれだけ寂しかったか

甘えたかったか

愛されたかったか

 

そして

 

その思いを閉じ込めて

どんなに頑張ってきた

 

そんな自分を

認めるときだと私は思うんです。

 

 

また

しばらくは

傷付いたとき

 

そういえば

お母さんがこうだった・・とか

父親はどうだった・・とか

 

あの時のあの人は

この人は・・と

 

過去を思い出しては

苦しくなるかもしれません。

 

 

でも

 

(自分はまだ寂しいんだな)

(まだ傷付いているんだな)と

 

その気持ちを

否定しないことが

 

自分を認める練習の

第一歩だと思うんですね。

 

それは
 

やがては

人間関係の改善にも

繋がっていくこと

 

今からでもしていけることだと

私は思っているんです。

 

 

・・・・・

 

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