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タロティスト”はゆる”です。
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続きです。
住職さんから『先祖供養をした方がいい』と、鋭い眼光を向けられながら、そう言われた私。
まだ、20才そこそこです。
「親がちゃんとやっています」
『出来ていない』
「・・・・?」
住職さんが言われたのは、こうでした。
『どんな家でも限りなく言えることだが、葬式や法事はやっていても、亡くなった人達にほとんど届いていない。だから、何かしら思いを残した仏は、どうにかして自分の訴えを知らせようとして、それが障りとなることがあるのだ。』
『供養が届いていない。そこが出来ていないから、いろんな問題が起きる。今のままだと現状も、これからも変わらない』・・・って。
・・・?
家族に、病人や心配ごとや不和など問題が起きるのは、先祖からの訴えですと?
先祖の供養が出来ていないからですと?
供養って、心を込めてすれば届くし、故人は喜んでくれるものだとばかり思っていました。
私の父は、確かに”人は亡くなったら、それでおしまい、天国もなければ地獄もない、霊のいる世界はない”と、言い切る人でした。
だからといって何もしないわけではなく、形式にこだわる人だったので、お墓のお掃除や家の仏壇もそこそこきれいにしておりましたし、お寺から言われたことはやっておりました。
また、何代か上の先祖には出家した人がいたり、母方の家系にはお寺の人が多くいたので、どちらかというと「先祖の供養」は粛々としてきたはずです。
でも、出来ていない。
ちゃんと仏になっていない人が大勢いる・・と、住職さんが言い切ります。
「仏・・・って、何ですか?亡くなったら、みんな仏様になるんじゃないんですか?」
『なる人と、ならない人がいる』・・のだそうです。
結局、よく分からないまま、成仏していない先祖がいるのは気の毒だと思い、
「何人くらい訴えてきているんですか?」と聞きましたら、
『・・・17人』
と、言います。
「17人も⁈どうして~~⁈」
これは、私の実家、父方の先祖だけの話です。
つまり、今の私にとって旧姓の家の話です。
その先祖たちが、17人も「何とか気付いて~~」と、訴えてきているなんて
信じられません。
ただ、思い当たることがありました。
私の実家は古くて、昔から街道で行き倒れた人や、修験者さんといわれる修行をしにきて息絶えた人など、
そういう人が担ぎ込まれる家だったという話を、昔から聞いていたのです。
なので、そういう人の墓石と思われるお墓、もう、朽ちて名前も分からないようなお墓が、山に沢山あります(田舎です)。
今なら、胡散臭い・・と、「先祖供養」という言葉が出ただけで退散したと思うのですが、当時の私は、とにかく現状を良い方に変えることしか頭になく
「どうしたらいいのですか?」と、住職さんの言う「先祖供養」をすることに決めました。
(親に言ったら、絶対反対されるまた、ややこしくなる騙されているって言われる)
でも、不思議ですがそうならず、親は「あなたの気が済むなら」と許してくれたので(それほど家の中がひどかったのです)
私は、住職さんに作ってもらった「〇〇家 親族緑族霊位」と「水子霊位」と書かれたお位牌を収めるための小さなお仏壇を買い、
そのお位牌に向かって、般若心経を唱える毎日を始めました。
ここで、2週間ほど経ったころでしたでしょうか・・・
最初から、な~~んとなくあった違和感・・
お位牌にあった、違和感・・・
ある日、お経を唱えながら(じ~~~~)っとお位牌を見ておりましたら、
親族緑族・・・と書いてあります。
金ぴかの文字で。
親族・・・
緑族・・・?
このお位牌は、親族と、縁のある人を弔うものと聞いていました。
親族緑族・・・アッ
緑じゃないよ
縁だよ~~~
書き間違え~~~
慌てて、住職の奥さんに電話しましたら
「まあ、それで(故人達が)納得されて入られたのだから、いいのでは?」
いいんか~~~い
続きます。
・・・・・・・・・
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