以前から姉は地震が心配で、市役所の無料耐震診断を依頼しており
耐震補強で改修したほうが安くつくのではと迷っている時期でした。
新聞広告にリフォームのSF社が木造住宅無料耐震診断とリフォームの
宣伝をしていたので、さっそく耐震診断とリフォームプランを依頼しました。
昭和56年以前の木造建物の評点は1.0以下であり補強が必要なことは
診断するまでもなく、念のための確認です。
役所では耐震診断を設計事務所の方に業務委託していますが、
受けた診断士は責任を押付けられないとはいえ回避する意味もあり、
よほど状態が良くない限りOKを出すはずがありません。
まして目視で壁の中は見通せないので、床下や天井裏にもぐって
劣化状況を見たり、窓と壁の配置で構造バランスを見極めますが、
仕口の緊結材など昔のものなので「補強したほうがいいです」との
予想通りのコメントでした。当然のことでしょう。
SFでは耐震診断を行ないリフォーム案を提示していただいたが
通し柱を抜くことができないため、使い勝手の悪い間取りになって
いました。2階建てのほぼ1階全面を改修し、特に水廻りを最新設備
にして生活環境をグレードアップする考えです。
この家は一度増築しており、一部天井の低い部分は差掛け建屋で床段差
も大きいため、利用価値なしということで撤去し減築になっていました。
工事費は内装解体含めて約1500万で2階の内装を直すともっと必要
とのことで、建替えと較べメリットがなさそうです。
SFの概算は設計者が概算算出ルールを用いて算出し、これ以上
の詳細見積りは仮契約が必要とのことでした。
何度もプランを検討したので「これ以上付き合えません」との暗黙の
メッセージと受け取りました。
結論は、1階改修のため引越しが必要となり、木造骨格、基礎と2階の内装が残るだけなのでリフォームのメリットも少なく、結論は建替えになりました。
