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2013/2/8

新しい年を迎えてからもう1/10が過ぎてしまいました。

嫌なことはすべて除夜の鐘と共に捨ててしまい、真っ白なページ
に大書した新年の誓いは、今でも覚えていますか?

お屠蘇気分で高揚しているときには、あれもこれもを実現してみ
せると意気込んでいた勢いも、日々の些事に心を砕いているうち
に、ぼちぼちしぼんできている頃ではないでしょうか。

誓いの書初めにうっすらとかぶってきた埃をここでふり払わない
と、年末には、また、例年のように大きな後悔と共に黄ばんだ
書初めをゴミ箱に叩き込まなくてはならなくなりそうです。

こんな時のために、折に触れてため込んできた、私の琴線に触れ
た言葉を開陳することで、緩んできた気合を、今一度入れ直そう
と思います。

「理想とは北極星のようなもの。
 北極星は430光年もの彼方にあるから、そこには届かないけれ
 ど、それがあったおかげで、人間は、水平線や地平線の向こ
 うへ行けたのだ。」

⇒近視と老眼が両方とも進んでしまいましたが、理想は心眼でも
 見えるはずだと思い直します。

「読書とは、他人が苦労をして得た経験を、考えられないぐらい
 格安で手に入れること」

「量のなかから質は生まれる。」

「調べるほど、考えるほど、むしろ謎は増える。知れば知るほど、
 わからないことが多くなる。
 ようするに、知ることは、知らないことを増やす行為なのだ。」

⇒濫読、多読で読書量を増やすことによって、世界は広がるので
 す。
 世界が広がると、知らないことはさらに増え、混沌はいよいよ
 深まります。
 しかし、膨大に広がる混沌の中にも何かきらりと光るものが見
 えてくるのでしょう。

「余計なものを減らしてシンプルにする。たったそれだけのこと
 に、途方もない底力が潜んでいる。」

「残るべきものは残るし、残らないものは残らない。時間が多く
 の部分を解決してくれる。
 時間が解決できないことを君が解決するんだ。」

「真の付加価値とは、二つ。形を変えること、質を変えること。
 この二つしかない。」

⇒混沌の中からシンプルな一片の真理を拾い上げるということか。

「為されない最善より、為される次善、三善にこそ価値がある。」

「0から1を生み出す仕事をするためにはどんな人たちが必要なの
 かというと、頭がいい人でも高学歴な人でもない。
 【やったことのないことをやりたがる人】【あきらめない人】
 【工夫をする人】である。」

「一人前と一流は違う。器用な人は早く一人前になるが、そこで
 努力をやめる人が多い。
 不器用な人は努力を続ける。その努力を続けているうちに、
 一人前から一流へと変わって行く。」

「こんなものでいいと思いながらつくられたものは、それを手に
 する人の存在を否定する。」

⇒真理のしっぽを掴みかけたら、あとはひたすらやり続けること。
 安易な妥協を良しとせずに、ただ愚直に粘って粘って粘り抜く
 ことでしょう。

「『どのようにして万有引力の法則を発見できたのか?』と尋ね
 られてニュートンは明確に答えている。
 『いつもそのことを考えていたから』と。」

「失敗だって、それが成功につながれば、失敗とは呼ばずに経験
 になる。」

「毎日振ったバットの数を、神様はちゃんと数えているんです。
 もちろんですとも。」

「運は、とことんやれることをやっている人にプレゼントされる
 ボーナスのようなもの。」

⇒だんだん気持ちが盛り上がってきました。

「悲観的に準備して、楽観的に行動する。」

「人の苦しみとは、煎じ詰めれば、何とかして他人になろうとい
 う所から生じるのであって、自分になろうというのであれば、
 楽しみこそあれ苦しい筈がない。」

「自由とは他の誰かになりたいと思わないこと」

「好きでやってるからこれでいいんだって言えるのは、自分で自
 分のケツを拭ける奴だけだ。」

⇒新年に倍するやる気が猛然と出て来た気がします。

 しかし、理想の生き方を追究する哲学者や宗教家ではなく、世
 知辛い現実を生きなければならないビジネスマンとしては、最
 後の言葉も しっかり肝に銘じておかなければならないでしょう。

「道徳なき経済は犯罪であり,経済なき道徳は寝言である。」

明日と言わずに今日から。お互いに頑張っていきましょう!!