2013/11/22
命かけてとちかった日から
すてきな思い出残してきたのに
あのとき同じ花を見て
美しいといった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度
「大阪にきれいな空を取り戻そう」
『あの素晴しい愛をもう一度』（作詞：北山修、作曲：加藤和彦）
が発売された1週間後。
1971年4月11日、公害・環境対策を訴えた憲法学者の黒田了一氏が
革新系としては初めて大阪府知事選挙に当選しました。
赤トンボの唄をうたった空は
なんにも変わっていないけれど
あの時ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度
40年が経過しても、まだ大阪にはきれいな空が戻っていません。
しかし環境に対する意識は大いに高まり「きれいな空を取り
戻そう」との思いは、今では多くの人の心に通っています。
去年、実に36年ぶりに再映画化された『愛と誠』の中で、早乙女
愛役の武井咲さんが『あの素晴しい愛をもう一度』を熱唱して
話題を呼びました。
http://www.youtube.com/watch?v=1aCKOL8VoRQ
広い野原にぽつんといるよで
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度
まだ決して優しい社会ではないけれど、誰にも優しい社会を
目指していこうとの意識は、確実に強くなっているのではない
でしょうか。
一人ぼっちだとの孤独感を募らせている人たちの心を溶かし、
すべての人が心と心を通わせられる日も、きっと少しずつ近づ
いていると信じたいです。