衝撃的な告発文! | 店舗探し.comの過去コラム

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2014/11/29

衝撃的な告発文を発見しました。

「一酸化二水素(DHMO)という物質には温室効果があり、酸性雨の
 主成分である。
 地形の浸食を引き起こし、多くの材料の腐食を進行させて電気事故

  の原因となり、自動車のブレーキの効果を低下させる。

 また、重篤なやけどの原因となりうるだけでなく、末期がん患者の

 悪性腫瘍からも検出される。さらに、大量に吸引すると死亡すること

 もある。

 このような危険があるにもかかわらず、この物質は、工業用の溶 

 媒、冷却材、原子力発電、発泡スチロールの製造など、多様な用途

 で用いられている。
 さまざまな動物実験にも使われるし、各種のジャンクフードなど多く

 の食品に添加され、水道水中にも大量に含まれている。」

こんな怖ろしい物質は、即刻、使用中止にするべきでしょうか?

seeとlookとwatch。 

どれも日本語にすれば「見る」ですが、どう使い分けたらいいのでしょう

か。
「see」は自然に目に入って「見える」。
「look」は主体的に「見る」。
「watch」は時間をかけて動いている対象を「見る」。
確かこんな風に習いました。

盲目の侠客「座頭市」は抜刀術の達人です。
襲い掛かる刀を寸前で躱し、一撃で相手を倒すことができるのは、

相手の殺気を心眼で察することができるからなのです。
しかし、斬り合いの最中に落としてしまった薬箱は、すぐ目の前に

あるというのに市には見えないのです。(『座頭市地獄旅』より)

カーテンの隙間から差し込む日の光。
しかし、そこに見えているのは光ではありません。空気中を漂うほこり

や水滴です。
真空の宇宙空間では目の前を光線が通り過ぎたとて、私たちには見ることができないのです。

サッカーやラグビー、アメリカンフットボールを観戦する際、初心者は

ボールの動きだけを追い続けます。
しかし熟練の観戦者ともなればボールだけを見ていることはありま

せん。

まず全体を眺めて大局的に状況を見極めます。
ボールに絡んでいない選手のポジショニングや動きにも目を配り、
プレーの意図を察知し戦況を予測することもできますから、より深く

試合を楽しむことができるのです。

透明な紙、透明なソーラーパネル、音波で探知できない透明マント・・・。

ここ数年で発表されたテクノロジーの成果は、近い将来、透明人間
ですら現実となる可能性を予感させます。

食品添加物、放射能、運命・・・。

目に見えないものに対する恐怖を誰もが納得できる形で可視化する
ことは困難です。異なる様々な情報が目の前に提示されていても、
結局、人は見たいものしか見ないものだからです。

冒頭の文章ですが・・・
ごめんなさい。実はジョークです。

DHMOとは【水】のことです。
『基準値のからくり』(講談社)で紹介されていたものをそのまま引用

しました。

しかし、何の説明もなくこうした情報が提供されたとき、科学的知識が豊富で、DHMOが水であると見抜けた人とそのまま信じた人とでは、

その後の言動が180度異なったものとなるはずです。

私たちは、目に見えないリスクの取り扱いに、まだまだ不慣れなので

しょう。

そこに「大義」は見えているのか、それとも「大義」など存在せず、見ることはできないのか。

いずれにしても衆議院は解散され、まもなく総選挙が行われます。
私たちはよく心眼をこらして、日本に素晴らしい未来をもたらしてくれるに違いない人物を見極めなければなりません。

・誰の目にも映る不安を取り除くのはもちろん、普通の人には目に
 見えない病巣でもしっかりと見つけ出すことができる。

・病巣は「絶対、失敗しない」で確実に切除する、ドクターXばりの

 確かな腕を持っている。

・座頭市に劣らぬ心眼を持ち、悪意ある者たちによって煽り立てら
 れる、存在しないお化けにたぶらかされることはない。

時が過ぎ、この選挙が歴史的に総括された時に、子孫から、私たち
の目が決して節穴ではなかったと評価されるような、賢明な選択を
しなければならないのです。