Tomorrow | 店舗探し.comの過去コラム

店舗探し.comの過去コラム

会員様向けメルマガに掲載された過去のコラムを掲載しています。

2011/4/15

子供だからと侮ってはいけません。

1933年、世界大恐慌直後の真冬のニューヨーク。
街は仕事も住む場所もない人で溢れ、誰もが希望を失っていま
した。
そんな中、どんな時も夢と希望を忘れないひとりの少女がいま
した。

ホワイトハウスを訪れたその11歳の赤毛の少女は孤児でしたが、
並み居る閣僚たちを目の前にして希望を失わないことを説き、
フランクリン・ルーズベルトはニューディール政策を発案する
ことになるのです。

『アニー(Annie)』
は、1977年にトニー賞を獲得したブロードウェイのミュージカ
ルです。
孤児院で辛い毎日を送っていたアニーですが、けなげで前向き
な姿勢は、大富豪ウォーバックスさんの心を打ち、最後は養女
に迎え入れられるのです。

劇中、何度も歌われる「Tomorrow」は名曲です。

朝がくれば Tomorrow
いい事がある Tomorrow 明日
夢見るだけで Tomorrow
辛いことも忘れる いつか
寂しくて ゆううつな日には
胸を張って歌うの
朝がくれば Tomorrow
涙の後も 消えてゆくわ
Tomorrow Tomorrow
I love ya Tomorrow
明日は幸せ

日本でも、毎年4月下旬からゴールデンウィークにかけて公演
するのが恒例となっています。

出演する子供たちは、すべてオーディションで選ばれます。
毎年、1万人近い応募者の中から何度もの選考を積み重ねていき
ます。
今年、アニー役を射止めた近貞冬奈ちゃん(12才)と高地杏美
ちゃん(10才)は、実に5回目の挑戦にして初めて選ばれたそう
です。

お子さんのいる方はもちろん、気分が晴れない大人たちも、
今年は『アニー(Annie)』に元気をもらいに行きませんか。

熊本地震で被害に遭われた皆様が、安心して明日を迎えられる
ようになる日が少しでも早くやってくるよう、祈念いたします。