2011/3/30
「家電量販店はお金を【払って】お客様に商品を売り、仕入先は
お金を【払って】家電量販店に商品を納入する。」
お客様に赤字で販売する一方でその赤字を仕入先から補填して
もらう、赤字販売のビジネスモデルの拡大は、「お金を払って
売り」「お金をもらって買う」という【逆転経済】時代の到来
を招くのでしょうか。
『1円家電のカラクリ 0円iPhoneの正体
~デフレ社会究極のサバイバル学~』
坂口孝則著 幻冬舎新書
・「文章を書いてもらって、お金を払う」のではなく、著者から
「お金をもらう」自費出版ビジネス。
・「人前に出て、自分の話をしたい」という人からお金を取って
講演させてあげる講演ビジネス。
・アマチュアバンドからお金をもらって、さらにチケットを売って
もらって「演奏させてあげる」ライブハウスのモデル。
本来お金を払っていたところからお金をもらうビジネスモデルは
様々な応用が利くかもしれません。
国土が破壊され、あらゆるインフラやシステムが大混乱をきたし
ている今の日本にあっては、平時の常識ばかりでは通用しません。
表と裏をひっくり返してみる。
物の流れを逆にしてみる。
前進するものは後退させてみる・・・。
いったいどうしたらいいのか、どこへ向かったらいいのか、羅針盤
を失った今、手探りで活路を見出していくしかないのです。