今日は年越し前に顔を見せておこうと
祖父母に会いに行った。
家で一緒にお茶をして、
クリスマスケーキを食べて、
珈琲ギフトセットやリンゴやサツマイモ、
うどんに蕎麦にお小遣い、たくさんもらった。
手ぶらで行ったのが申し訳なくなるくらい、
祖父母はいつもたくさんくれる。
祖父は口腔がんを患って、顎の骨のほとんどを全摘手術したので
食べられるものが限られている。
祖母が作った料理をフードプロセッサーでドロドロにして、
鏡を見ながらこぼさないようにキレイに食べている。
かかりつけの歯医者の先生がすごく感心しているそうだ。
料理を作って持って行けば祖父母も喜んでくれるだろうが、
何分現在は勉強にできるだけ時間を割きたいので、
用意できなかった。
試験が終わったら、
料理を作って持って行こう。
今の私には
祖父母とたくさん会話することが、与えられることの精一杯だ。
会話内容は、甥と姪の成長を喜ぶ内容がほとんどだ。
祖父母にしてみればひ孫に当たる甥と姪の話をすると笑いが絶えない。
物はプレゼントできなかったが、
妹から送られてきた甥と姪の動画を祖父母に見せた。
祖父母宅から私の実家へは車で約１０分程の近距離なので
週末によく実家に会いに来るが、
先週末は子供たちがお昼寝していて会えなかったという。
クリスマスプレゼントを開けて喜んでいる動画を見せると、
喜んでくれた。
私は今年で３１歳になったが未だに祖父母がお小遣いをくれる。
９月に祖父の誕生日のお祝いに行ったときも、
祖父が「みんなには言うなよ」とお小遣いをくれた。
私が「３０超えたのに」と言うと
「何歳になったって孫は孫だ」と言うのだった。
初孫が結婚せずに未だに独身でいて申し訳ないと思う。
でも結婚していないからこそ
こうやって気軽に頻回に会って、時間を気にせずお喋りできるのは
嬉しいことだとも思う。
家に帰って、早速もらったサツマイモを使ってご飯を作った。
祖母が先日食べさせてくれた蒸し野菜の料理みたいにして食べた。
甘味があって、美味しくできた。
祖母が作るご飯はなんでもすごく美味しい。
どうしてあんなに美味しいのだろう？
祖母のように美味しいご飯を作れるようになりたいものだ。
次に会うのは年を越してから。
今日も良い日だった。
明日も良い日。
ありがとう。