一見易しい6割の正答率は、なぜ厳しい壁として私の前に立ちふさがるのか
こびりついた
おちないよごれ
くやむよに
とけないもんだい
あるとくやしい
くやしいと
おもうきもちを
わすれずに
はなそだてるよに
のうをたがやす
くやしいと
おもうちもちを
むねきざむ
はなそだてるよに
のうをたがやす
【参照】
https://www.tac-school.co.jp/kouza_gyosei/gyosei_sk_idx/gyosyo_goukaku.html
上記表の通り、行政書士試験の出題形式のうち9割を占める、60問中54問が「五肢択一」である。
「五肢択一」とは五つの選択肢のうち誤っているもの(の組合せ)や正しいもの(の組合せ)を選ばせる問題だ。
「五つの選択肢」を「一問一答」に見立てると、正確な知識がいかに大切か、一見すると簡単なような正答率6割がいかに厳しい壁かが見えてくる。
つぎに書くのは私のでたらめ計算であるが、自分自身を「納得」させるために自分のために記録しておく。
「一問一答」の正確率が均等に7割だとすると、「五肢択一」の正答率(正答可能性)は、
0.7×0.7×0.7×0.7×0.7=0.16807
つまり、1割7分程度となり、これは無作為(五角形のえんぴつを転がして決める)確率、
1÷5=0.2=2割よりも低くなる(この時点で理論が破綻している)。
続いて「一問一答」の正確率が均等に8割だとすると、「五肢択一」の正答率(正答可能性)は、
0.8×0.8×0.8×0.8×0.8=0.32768
3割2分程度だからえんぴつコロコロには勝てるが、合格には程遠い。
(この理論が正しければ【正しいはずがない(゜o゜)\(-_-)】、私は「一問一答」に関しては8割の理解は出来ているはず【本試験の過去問や予想模試でこの程度は出来ている】だから、ある程度自信を持ってもいいのかもしれない。ただし、油断は禁物だし、努力の継続は必要不可欠だ)。
続いて「一問一答」の正確率が均等に9割だとすると、「五肢択一」の正答率(正答可能性)は、
0.9×0.9×0.9×0.9×0.9=0.59049
5割9分で、限りなく6割に近づき、合格が見えてくる。
さらに、配点の高い記述式問題に注力すれば合格はさらに近づく
というわけで、課題は大きく分けると二つある。
①一問一答の精度をあげる。
対策方法:条文や判例などにあたり、基礎的な知識を正確に身に付ける。
②記述問題に積極的に取り組む。
対策方法:市販の参考書や動画を参照、実際に手を動かして文章をつくる、など。
さらに①、②に取り組む際には、実際に自分が行政書士になったつもりで、どんな知識を身に付ければお客様に安心していただけるのか(訴訟で解決策が見える場合、どんな訴訟を用いるのか、その訴訟に出訴期間の定めはあるのか、原告適格を満たしているのか、……など)意識し、自分ごととして学ぶことで、記憶の定着を図りたい