眠れない夜に思い付いたことをメモる。松尾芭蕉さんは治水工事とか土木工事に興味を示していた。「人生」という名の「川」に舟を浮かべて人生航路を漕ぎ行く。この「人生」という名の「川」もまた、土木工事による治水工事を行うように、ーーただただ「自然」のままの「川」にあらがわずに、その流れに身を任せるのではなく、ーーいわば「人工」の「川」すなわち「人工」の「人生」に舟を浮かべるーー「虚構」の「川」に我が「現実」の舟を浮かべて人生航路を漕ぎ行く。ここに松尾芭蕉さんの人生観があったのではないか。知らんけど。