通常盤~純粋に作歌~
花も葉も芽もないわたしを「淋しげ」と言ったのは誰? わたしは幸せ
どんなこと起きてもわたしは何もかも受け止める覚悟はだかいっかん
全身であなたを愛すだからほら花も葉も芽も全て捨てたわ
今回は枝ばかりになってしまった木になりきって作りました
気楽さん、いつもありがとうございます
太宰治さん「斜陽」の一節を参考にしました
(前略)
路傍の樹木の枝。葉の一枚も附いていない枝、ほそく鋭く夜空を突き刺していて、
「木の枝って、美しいものですわねえ」
と思わずひとりごとのように言ったら、
「うん、花と真黒い枝の調和が」
と少しうろたえたようにしておっしゃった。
「いいえ、私、花も葉も芽も、何もついていない、こんな枝がすき。これでも、ちゃんと生きているのでしょう。枯枝とちがいますわ」
「自然だけは、衰弱せずか」
そう言って、また烈しいくしゃみをいくつもいくつも続けてなさった。
(後略)
特別盤~「月夜のでんしんばしら」もびっくり~
まずはこちらをご覧ください
木も歩くんですね
「月夜のでんしんばしら」もびっくりです
それから、木の気持ちになりきっているうち、最近読んだばかりのアンデルセンさんの「モミの木」を思い浮かべました