LIVEメモ(歌劇「蝶々夫人」 2024年7月15日 兵庫県立芸術文化センター) | IN THE WIND

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佐渡裕さんプロデュース・指揮、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団によるプッチーニの歌劇「蝶々夫人」へ。今までオペレッタ「こうもり」を国内、海外で1回ずつ見たことがあり、オペラはバルセロナ旅行で「カルメン」を見ただけ。クラシック音楽は好きでも歌唱には関心が薄く、オペラは演奏時間も長いという先入観もあって、CDを含めて遠ざけてきた。それでも今回の8日間公演のすべてがチケット売り切れになり、長崎を舞台に日本人女性を主役にしたこの名作ぐらいは一度見ておこうということで足を運んだ。


明治の長崎で没落士族の娘が芸者となり、米海軍士官に見初められて結婚。しかし、夫か゚本国に帰って3年音沙汰なく、やっと長崎へ戻ってきたら妻連れで、夫の帰国後に生まれた一人息子の引き渡しを余儀なくされた蝶々夫人か゚自害するというストーリーはわかりやすく、イタリア語での上演でも日本語字幕付きだったので3時間近い上演時間も苦にならなかった。


キャストの歌手たちの実力や評判を一切知らないし、この作品も初めてで僕自身には比較する対象もなく、この日の歌手たちのパフォーマンスがどうだったかは何も言えない。コマーシャルなどで有名なあの♪あ〜る晴れた日〜 という蝶々夫人のアリアの後には大きな拍手か゚送られ、ブラボーも飛んでいた。劇の途中でもそういうお約束なのだろう。


ともかく、オペラの良し悪しを語るにはもっと場数を踏む必要があることはわかったけれど、正直なところ今後も積極的にオペラに足を運ぶことはなさそう。新たな世界を知る機会を手放すようだけれど、懐具合や時間に制約か゚ある中、自分がいま好きなジャンルにお金も時間も使いたい。それは置いといて、カーテンコールは撮影OKだった。


【15日の備忘録】

朝=ご飯1膳、ベーコンとエリンギのソテー、リンゴ、昼=コンビニの惣菜パン。飲酒=白ワイン4杯。体重=59.4キロ