拓郎さんのラジオで小田さんの話題 | IN THE WIND

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吉田拓郎さんがかつて月イチで出演していたラジオ番組のオールナイトニッポンGOLDが先日、一夜限りということで復活した。まったくノーマークだったけれど、なんと元オフコースの松尾一彦さんがYoutubeにアップされたこの放送の録音をSNSでシェアしていて、オフコースのことや小田さんのことを語っているというので聞いてみた。検索すれば簡単にヒットするのでYoutubeのURLは省略。


リスナーからのメールに小田さんとのスイーツ会について言及があり、いきなり小田さんと出会った頃からオフコースの印象、そしてスイーツ会まで一気にしゃべった。ラジコの聴き逃し期間も過ぎたので、長くなるけど記録しておく。


今年の夏が終わったころかな、小田和正の事務所にスイーツ会があるってんで行きました。小田和正と僕とはほぼ同じ年、ちょっと僕の方が数カ月上なのかな、

だけど、あいつオレのこと拓郎って呼び捨てにすんだよ、オレ、小田君って、合わんな状況が。同じような音楽のデビューみたいなこともほぼ同じ年なんだけど、僕の方が先にヒットするわけ。で、小田和正の方はなかなかヒットが出てこなかった時代があるの、ここははっきりさせておこうよ。僕が会ったころは小田と鈴木ヤス、康博、鈴木とデュオだった、男の子二人組。もう一人いたらしいんだけど、オレが見たときは二人組だった気がすんだけど


TBSの深夜放送やってるころにある人物が、小田と親しい人物が、毎週のように当時のオフコースのヤスと二人のデュエットの、デュオのオフコースのシングル盤を持ってきたかけてくれかけてくれて言うんで、しょうがないからかけていたんだけど、当時の僕の記憶からすると、僕の思いからすると、きれいなハーモニーだし、男の高い声でハモるからね、きれいなハーモニーなんだけど、僕の好きなビート感とかリズム感とかそういうのがちょっと弱いな、こいつらの曲はなとか僕は率直に思っててて、これは悪いけど売れないんじゃないっとかラジオで言ってた可能性があるんだけど、ごめんね小田君。許せってことで

深夜放送を始めたころにはフォークソング自体がだんだん下火になっていく時代で、フォークデュオも人気がなくなりつつあった。そのころにオフコースに聞いててあんまりだなと思いながらいたんだけど、ある日、違う友人が新しいオフコースのサウンドが入ったシングル盤を持ってきてくれて、これを聴いたときに率直に言ってぶっ飛びました。えっ?、これオフコース?、小田たちなの?っていうふうに、びくりしました。エレキギターが入っていてエレキベースが入っていてドラムが入ってるというロックバンドにオフコースが生まれ変わっていたという、この展開はびっくりしましたね。率直に言って小田、やったなぁっと思いましたけどね。これがオフコースなのって思ったときに、これはカッコいいなと思ったの


なんかねコーラスがカッコいいていうのはアメリカなんかでもね、イーグルスとかね、いいグループいっぱいあったんだけど、なかなか日本ではね、ロックグループでコーラスを聴かせるっていうのはないんで、ここがなんかロックビートに乗っててハーモニーがすごいきれいだっていう、すごいいいグループだな、生まれ変わったなと思って、あぁカッコいいなって、それでコンサート、オフコース見てみようかなって見に行ってみたら、女の子たちが客席にウワーッといて、男の人って僕しかいないぐらい、それで女の人たちが客席埋めてて、小田さん、ヤスさんって言ってて、いいなぁこいつら、オレもオフコースに入りゃよかったって思うぐらい、うらやましがってたね


それでオフコース、小田とはね、その後なにかといろんな場所で接近して、四国で行われた、四国のデュークっていうイベンターがいるんですが、仲良くしてますけど、小田も仲いいんですけども、ここで大規模な野外フェスティバルがあって僕もオフコースも出ましたし、それからニッポン放送がやったIYYっていう国立競技場での前代未聞のロックフェスティバル、ビッグフェスティバルありましたが、このオープニングも僕とオフコースで僕のロックンロールとオフコースの「Yes-No」を歌ってね、♪君を抱いていいの~、ってとこを歌わせてくんねぇんだよ、小田が。ここを歌いたかったのに、♪ああ~、そうだね、なんとかっていうところしか歌わせてくれない、そこじゃなくて、♪君を抱いていいの~っ、が歌いたかったのに、拓郎、こっち、ここ歌え、って言われて、なんだかガックリきたのを覚えてるけどな


そういうのやったりとかね、それから泉谷しげるの有名な普賢岳チャリティーコンサートとか、日本を救えコンサートとか、一緒に小田くんとやりましたからね、それから僕のやってた番組でラブラブ愛しているに小田和正に特別ゲストで出てもらったり、NHKのBSでやってた対談番組で「ようこそ」っていうのにも小田が出てくれて、その後今度は小田がやってる「クリスマスの約束」、今年やんないみたいだね、小田からメッセージが来てましたけどね。あれにも僕も出してもらったしね

そういう二人がね、何年ぐらい前からですかね、甘いものでも食いながら世間話するっていうスイーツ会を二人でやるようになってね、こないだ今年の夏過ぎにやったんすよ。ちょっとスイーツいっぱい買いすぎて小田が、いっぱい食い過ぎてちょっと気持ち悪くなったなとかて言って、僕もうそろそろ帰るよって言って、帰りは運動がてら歩いて帰るわって言ったら、小田がじゃオレ送っていくよ拓郎、って言って、送って行くよってどうすんだよって、いやちょっと二人で歩こうよって言うから、歩いても行ける距離だからいいけど、お前歩いていいのって言うと、いや拓郎一緒に歩こうってんで、小田和正と彼の事務所から僕の家まで歩いたんです。二人で。すごいでしょ。吉田拓郎と小田和正、小田和正と吉田拓郎、肩は組んでないけど二人で歩いている港区、すごい光景だったの


そしたらね、途中でね、あるおばさんがね、犬を連れて散歩中だったの、あっ、お二人、小田さんと拓郎さん、ってふうに話しかけてきたの、まぁ小田和正と吉田拓郎に気がついたというわけだね、このおばさんは、犬連れてて。で、突然ですけど、写真撮らせてもらっていいですかって言うから、写真は別にいいよな小田って、ああいいよ、かまわないよって言うから、じゃおばさん、写真撮ってよって小田と並んでたら、おばさん連れてた犬をオレたちの間に入れて、オレと小田と犬と、二人と犬だけでこのスリーショットの写真をおばさんが撮っちゃったんだよ。てっきりおばさんが入って、だれか小田のマネージャーとかいたからそのマネージャーに撮らせんのかと思ったら、おばさんそれきりで犬とオレと小田の写真を撮って、ありがとうございましたって、立ち去っちゃったんだよ


こんな時に小田とオレはどうすりゃいいのっていうぐらい悩ん、悩んだって言うか、どうなのよ、オレたち犬と一緒に記念写真撮られちゃって、本人入らねぇんだ、おばさんは、どうなのよっていう感じで、ありました、思い出が。なんかね、はい、いきますよ〜、笑って、笑えないよね、犬と一緒なんだもん、で、おばさん写真入んないんでいいんだって、私はいいです、さよならって言って帰っちゃった。マジでしたよ、ホントにね。なんか、その記念すべき写真を、小田がねコンサートのどこのライブだったのかな、コンサートツアーの1カ所で写真を出したらしいですよ、記念すべき写真ですとか言って、出したらしい。客席はすごい沸いたらしいけどね。そんなことがね、小田と歩いていてありました。また年明け一番にね、1月になったらスイーツ会、またやろうなって言っているですんけどね

(転記は以上)


拓郎さんとのスイーツの会については小田さんが今年5月の連休中に始まったツアーの開幕地・福井のMCで話していた。そして5月下旬の大阪1日目の2回目のアンコールでステージに登場した際、その数日前にスイーツの会があり、食べ過ぎたから散歩したと話し、その時の写真を映し出していた。その写真が犬と一緒だったかまでは覚えていないけども、拓郎さんの「夏過ぎ」という記憶と食い違うのはどうなのだろうか。大阪で触れたのとは別に夏過ぎにスイーツ会をやったということか?


番組ではほかに、オフコース解散後に拓郎さんが松尾さんと清水仁さんをツアーのバンドメンバーに迎え入れたことも話していた。「あいつら暇だったから」と軽口を叩きながらも、コーラスができるからと音楽的な必要性にもサラリと触れていて、なんか嬉しい。ツアーの旅先で松尾さんや清水さんには入り待ち出待ちするファンがいて、「なんでお前らにいてオレにいないんだよって」と面白おかしく話してもいた。


【27日の備忘録】

夜、岡山の自宅へ。朝=ご飯1膳、ベーコンエッグ、リンゴ、昼=焼きうどん、茹でブロッコリー。飲酒=赤ワイン2杯。体重=61キロ。