LIVEメモ(2023年10月4日 モーツァルト ピアノ協奏曲の旅 Vol.1) | IN THE WIND

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昨夜は大阪城近くのいずみホールで「モーツァルト ピアノ協奏曲の旅〈ウィーン編〉Vol.1」と銘打たれたコンサートへ。指揮は井上道義、ピアノは阪田知樹、オケは大阪フィルハーモニー交響楽団。病気で夏のスケジュールの一部をキャンセルした井上さんだったが、軽やかな身のこなしで指揮し、カーテンコールではユーモラスな仕草で観客を笑わせていて、すっかりお元気そうで何よりだった。プログラムは下の通り。

 

実はモーツァルトはあまり得意ではない。有名どころの交響曲39〜41番や、ピアノ協奏曲20〜23番はCDでもよく聴いたけど、コンサートでは1度聴いたことがあるぐらい。今日のプログラムもロンドを除いてCDを持っているけど、もう長いこと聴いていない。要するにきちんと聴いた経験が圧倒的に少ない。

 

それはともかく、大フィルは相変わらず堅実で安定感は抜群。ただ、一面的なモーツァルト観かもしれないけど、軽やかで愉悦感あふれるという雰囲気は薄く、何だか曇天の空模様の如くモヤッとした印象。ピアノの阪田さんは粒立ちの明瞭な音で楽しそうに弾いていたけど、優等生的でおとなしく感じた。

 

そんな中、歌劇の幕開けに向けたワクワク感にあふれる「フィガロの結婚」序曲で、エンディングの一音を奏でると同時にクルッと観客席を振り返って両手を広げるポーズを決めるなど、井上さんのパフォーマンスは楽しめた。実は井上さんの指揮は今回初めて聴いたけど、来春で引退されるということなので残念。

 

【4日の備忘録】

朝=ご飯1膳、塩サバ、リンゴ、昼=肉うどん、ミニトマトと茹でブロッコリー。飲酒=赤ワイン4杯。体重=60.6キロ。