LIVEメモ(小田和正 2023年5月3日 サンドーム福井) | IN THE WIND

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(ネタバレあり)

小田和正さんのコンサートツアー !! のオープニングとなるサンドーム福井1日目へ。昨年のツアー こんど、君と の追加公演ということで8月2日にある横浜でのファイナルまで9カ所18公演(振替の2公演含む)。新型コロナウィルス感染症の状況も変わってマスク着用ながらも前々回ツアーの2019年以来となる声出しOKのライブ。小田さんは初日からパワー全開のパフォーマンスを披露、伸びやかで力強く、かつ艶やかな歌声を聴かせてくれ、目頭が熱くなることもしばしばあり、座席も花道外側の4列目で何度も小田さんを近くで拝めて大感激。ツアートラックので写真から先はネタバレを含むので今後行く人はご注意を。

 
小田さんのツアーで長らくベースを担当していた有賀啓雄さんが今年亡くなり、バンドメンバーの姿のイラストをあしらった今回のツアーグッズのTシャツにもしっかり有賀さんの姿を入れていて、いかにも小田さんらしい追悼のメッセージだと思っていたけど、この日も本編のバンドメンバー紹介の最後に 今日はこの会場のどこかに有賀くんがいると思います と、湿っぽくせずにさりげなく触れて、とっても優しくてカッコよかった小田さんだった。
 
オープニング映像はメイキング映像を挿入するなどマイナーチェンジ。最後にはツアートラックが連なって走って行くアニメーションを挿入して「みんなに会いに行くよ」という小田さんのメッセージがしっかりと伝わってきた。エンディングの映像も少し変えていて、締めくくりのアニメーションでは みんなで また 会いたいね というメッセージが。いつまでも歌ってほしいというファンの思いをすくいとった演出に頭が下がった。
 

 セットリストは次の通り。昨年のツアー こんど、君と をベースに、みんなが大好きな曲を加えてさらにノリがよくなっった印象。(p) はグランドピアノを演奏。

1. 風を待って 2. 会いに行く 3. 愛を止めないで 4. so far so good 5. 愛の唄 6. a song of memories(p) 7. 言葉にできない(p) 8. たしかなこと 9. キラキラ

(ご当地紀行)

JR鯖江駅~過去の北陸4県ダイジェスト~西山公園~永平寺~福井駅前のドトール跡~佐佳枝廼社~三国サンセットビーチ

 

10. the flag 11. Yes-No 12. ラブ・ストーリーは突然に 13. 風と君を待つだけ 14. ナカマ 15. 生まれ来る子供たちのために(p) 16. 今日もどこかで 17. こんど、君と 18. 君住む街へ

(ENCORE1)

1. what's your massage ? 2. またたく星に願いを(バルーン) 3. YES-YES-YES

(ENCORE2)

1. ダイジョウブ  2. やさしい夜 3. また会える日まで

(バンドメンバー)
木村万作(Drs)、栗尾直樹(Key)、稲葉政裕(G)、吉池千秋(Ba)、金原千恵子、吉田翔平(Vn)、徳高真奈美(Va)、堀沢真己(Vc)
 

最初のMCで 楽しくやっていきましょう と話した通り、小田さんは終始楽しそうだった。本編終盤では 会えてよかったです と観客を喜ばせるひと言もあった。本編を終えて袖を下がる時にはいったん客席を振り返って手を振り、2回目のアンコールを終えた時は、バンドメンバーを先に通して名残惜しそうに最後までステージに残り、袖へ下がる時は再び観客席を振り返り、一礼、二礼して、観客への感謝の気持ちを表していた。いや、ホント小田さん、ありがとう。

 

【MCのメモ起こし】…走り書きのメモと記憶に基づきます。一言一句の再現ではありません。
 
またこうしてみんなに会えてとっても嬉しいです。もちろんいつもとっても嬉しいですけども、それよりももうちょっと嬉しいです。こんどこそ君とのツアーがスタートしました。楽しくやっていきましょう(3曲目の後、最初のMCで)
 
今日はずっとメンバーの楽屋からコーラスの練習が聞こえてきまして背中を押してもらってるようでした。ありがたいことです(バンドメンバー紹介の前に)

 

懐かしい曲をやりたいと思います。どれくらい懐かしいかというとオフコース3枚目のアルバムから「愛の唄」をやりたいと思います(5曲目の前に)

 

昨日ですね、うちの兄貴からメールがありまして「明日からだろ、無理すんなよ」って。兄貴からそんな扱いをされたことが生まれてこの方ないのでビックリしまして。時が経つというのはこういうことでしょうか。ちょっといい話をしてしまいました(5曲目の後に)

 

ここではみんながそんな曲やるんだと思うような曲をなんとか探し出してやろうと、自分では決めているんですけど(「水曜日の午後」の出だしを歌う)。これは1枚目のアルバムに入っていた「水曜日の午後」という曲ですが、なんかないかな、これはおもしろいかもしれない、ほとんど誰も知らないという、その曲はレコーディングも終えて、日本語の曲だったんですが、次の日起きてなんかつまんないな。あ、半分英語の詞にしようと、英語の詞なんか書いたことないのに、そう決心してにわかに英語の詞を書いて録音し直しました(6曲目の前にピアノの前に座って)

 

ちょっとところどころ緊張したけど、最初の予告通り楽しくやらせていただきました。明日もコンサートはありますが、今日でお別れの方もいらっしゃると思います。会えてよかったです。「こんどこそ、君と」の「こそ」がない曲をやります(17曲目の前に)

 

精一杯やりました、ヘヘへ。精一杯やったからか途中で疲れたみたいです。新しい曲が出まして、もったいをつけてなかなかやらないとお思いの方、お待たせしました(1回目のアンコールの登場時に)

 

つい先日、横須賀芸術劇場で白鸚さんの「ラ・マンチャの男」を見てきました。横須賀は横浜から僕が生まれ育った金沢文庫を通って30分ぐらいのところでして。松さんも出ていまして、踊りもすごかったですが歌もすごくて。さらにすごかったのは白鸚さんでして大感動でした。ツアーを前にちょっと不安なところもあったんですが、勇気をもらいました。僕よりさらに歳上でとっても参考になりました。白鸚さんに、そしてみんなに願いを込めて歌います(2回目のアンコールの登場時に)

 

この日のメモの一部

(ライブレポは以上)

 

【3日の備忘録】

朝=ご飯1膳、ベーコンとエリンギのソテー、茹でブロッコリー、リンゴ、昼=越前そば、天ぷら、鯛寿司。夜=スーパーの総菜。飲酒=白ワインボトル半分。体重=欠測。