【 レインマン 】 | Darkside of the Moon

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こんばんは、ジュンです。


本日は、観たまま放置の映画感想文を・・・

今、連載中(笑)のラスベガスも登場する 【 レインマン 】 でございます。

1988年の作品。

今とは大分違うラスベガスの様子も興味深い作品です!!




  高級外車のディーラーをしているチャーリー(トム・クルーズ)の元に、

  自分を勘当した父の訃報が届く。

  遺産目当てに故郷シンシナティに戻った彼だったが、

  遺産の3000万ドルは、見た事もない自閉症の兄、

  レイモンド(ダスティン・ホフマン)の手に渡る事を聞かされる。

  なんとか金を物にしようとチャーリーは、

  施設にいるレイモンドを誘拐まがいに連れ出し、

  ロスに戻ろうとするのだったが・・・・・・     ( allcinema より )




あまりにも有名な作品ですが、管理人、今回が初見でございます。


正直、病気や障がい者の方をテーマにした作品が好きではありません。

作品での描かれかたが、その病気や障がいのすべてであるはずがないのに、

多くの観客が分かった気になってしまうのが怖いのです。

もちろん、それは管理人を含めてのことなのですが・・・


そして、これは日本映画に多いのですが、

感動の押し売り的な描き方が嫌いなのです。


そんな訳がありまして、この作品も今まで見ていなかったのですが、

ちょっと前にBSで放送があり、何気なく録画してありました。

ラスベガスから帰って来て、

そういえば、この映画はラスベガスのシーンがあったはず・・・

と、気が付き、見てみることにいたしました。



ダスティン・ホフマン演じるレイモンドは、

自閉症の中のサヴァン症候群と言われる症例だそうですが、

漠然と「自閉症」と捉えている方が多いのではないでしょうか!?

そして、この作品で描かれている姿は、

その中のたった一つの物でしか過ぎません。

それをきちんと頭の中に入れて臨みました。


ホフマンの演技派さすがです。

オーバーアクトとも言われておりますが、研究に研究を重ねて出来た演技、

あ~~~、こういう方もいるんだろうなぁ~

と、素直に受け入れることが出来ました。


兄に振り回されるチャーリーを演じるトム・クルーズが若い!!

そして、カッコいい o(^▽^)o

なぜか、年を重ねた最近のトムは、

何となく垢抜けない感じが否めないのですが、

いやいや、この頃の彼はもう管理人の目がキラキラしちゃいました(笑)

自分の思い通りにならない苛立ちを、上手く表現してると思います。


でもね、分かり合えない兄弟の物語を描くのに、

自閉症というものを持ってこなくてもいいのかもしれないと思ったのも正直なところ。

面白かったんですよ!

だけど、何となくしっくりと行かない部分もありました。



その一方で、この作品は兄弟2人で旅をするロードムービーなのですが、

この描き方がいいんです。

音楽だけに乗せて、アメリカの広い大地を走る車・・・

台詞がないのに、なぜか2人の気持ちが少しずつ通じ合っていくような、

そんな雰囲気が伝わってきます。

このシーン、日本では絶対に無理な表現ですね!

出来るとしたら北海道かな!?




おまけとして、1988年当時のラスベガス。

今の華やかさがないんですねぇ~

当時もきっと、ラスベガスは夢の街だったのでしょうが、

大きなホテルもほとんど建っていないし、

一番の違いは道路の広さ!

現在、片道6車線の12車線道路なのですが、

当時は片道2車線の4車線道路・・・

それだけで、街の豪華さが全然違うんです!!


スロットマシーンは手で「ガチャン!!」って引くタイプだし。

コインがジャラジャラ出てくるし。

でも、コッチのマシーンのほうが雰囲気ありますねぇ~


つい最近の旅行だったので、作品そのものよりも、

そんなところについつい興味が行ってしまった管理人なのでした (;´▽`A``アセアセ


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