『 港町純情オセロ 』 | Darkside of the Moon

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こんばんは、ジュンです。


昨年、映画館で、ゲキ×シネ 『 蛮幽鬼 』 を観て、

劇団☆新感線の生舞台を観たい!! と思っておりました。

『 港町純情オセロ 』 のチケットが手に入り、先日観てまいりました!!



Darkside of the Moon-港町純情オセロ   原作は、かのシェイクスピアの悲劇 『 オセロ 』。

  それを、日本の関西らしき港町に舞台を移し、

  大胆にも、チンピラヤクザの可笑しくも悲しい、

  悲喜劇にしてしまいました!

  大筋は原作をあまり変えていないそうです。


  あっ、管理人、シェイクスピアの原作は知らないので、

  とりあえず、ネットから薄~くあらすじを予習して、

  舞台に臨みました(笑)  公式HP



  神戸(かんべ)という港町と小豆島(あずきじま)という島で起こる、

  ヤクザの抗争劇・・・

  この設定で、場所は頭の中で出来上がってしまいます(笑)

  そして、この言葉の響が遊び心をワクワクさせます!

  舞台で交わされるテンポのよい関西弁が、

  港町に生きるチンピラたちによく合って、

  良い世界を創り出しておりました。



新感線の舞台は初めてなので、他の作品とは比べようがないのですが、

素直に面白く楽しめました o(^▽^)o

下ネタやSMネタは、この劇団のお約束のようで、

スパイス的に散りばめられて、それはそれで楽しかった ( ´艸`)ムフ




オセロの妻・モナ役の石原さとみが、可愛い!

純粋で裏を知らないお嬢さんを、はじけて演じておりました。

この子、いつの間にかに綺麗になりましたねぇ~


このオセロとモナが純粋すぎて、もうヤキモキしてしまいます。

あんたら、騙されていることに気付こうよ!!!



仇役のミミナシを演じる田中哲司・・・

なぜにあんたは、こんなに捻くれちゃったのさ!

心の底からあんたを愛してる女が側にいるのにさ、

それにも気付かずに、そこまでやるのかぁ~

ホントにバカでやなヤツ!!

と思わせるほどの演技を見せてくれました。



なぜか訳が分からず、この騒動に巻き込まれてゆく、汐見。

それを演じるのが、伊礼彼方。

2階の奥の端の席から見ても、イケメンなのが分かる。

ちょっと、いいもの見つけた!って感じでございます ( ´艸`)ムフ



そして、原作には登場しない役どころのゲイの准(ジュン)が、


  「天国には白い肌も黒い肌も黄色い肌も、男も女も無い。
   ただ愛し合う魂があるだけ。」


と言って最期を迎えるシーンは、話の流れを全て持っていってしまうほど、

インパクトのあるシーンで、印象に残っております。

准役の大東俊介、美味しい役どころでしたね!




次の舞台も観たいですねぇ~

でも、今度は出演者がただ事じゃないんですよ!!

チケット、取れないだろうなぁ~


あとね、管理人のすぐ後ろの席のおば様・・・

傘を入れたビニール袋を手に持って、終始「クシャクシャ」してるんですよ。

もう、いいシーンでね、耳元で「クシャクシャ、クシャクシャ」 (-_-メ

「すいません、静かにしていただけますか!?」

って、後ろ振り向いて言ったら、

「えっ、私ですか!?」

って言われた・・・

自覚していないのが怖い (ノ゚ο゚)ノ