『 時計じかけのオレンジ 』 (舞台) | Darkside of the Moon

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こんばんは、ジュンです。


昨日、赤坂ACTシアターで上演中の、

『 時計じかけのオレンジ 』 を観てまいりました。

あらかじめ言っておきますが、まず映画ありき! の観劇でございます。

あの、暴力とエロス満載の作品が、舞台でどうなるのか!?

この姿勢で観ておりますので、

「映画は映画、舞台は舞台」 と言われても、どうすることもできませんので、

ご了承くださいませ m(_ _ )m



う~~~~~ん

アレだけ衝撃を受けた映画の舞台化であるのに、

なんとも散漫な印象を受けたのはなぜなのでしょうか・・・


LEDをふんだんに使った電飾的な舞台。

電飾の派手さに舞台が負ける。


場面展開が多いため、白幕を多く使って舞台を遮るため、

ブチブチとこま切れになる。


原作や映画との演出の違いをやたら台詞に入れ込んでいるために、

言い訳くささが鼻につく。


パンクオペラと言いながら、オペラとしては中途半端。

変にオペラにしないで台詞でやって欲しい。

特に、ベートーベンの第9がとても重要な役割を持つのだから、

そこを強調するためにも、そのほかの音は控えめにすべき!?


暴力&エロは、舞台なので控えめなのは仕方がないが、

暴力シーンは、いかにも外して殴ってます! がわざとらし過ぎ。

レイプシーンは頑張った!

と言うか、よくそこまでやったね (ノ゚ο゚)ノ

しかし、そこまでやるならこの舞台、

年齢制限付けなくていいのか!? と正直思った(笑)


時々笑を取ろうという意図が見えるが、

どう笑っていいのか分からない (-。-;)アセアセ



思いつくまま、一日置いても気になったコトをツラツラと書いてみましたが、

舞台が始まってから、終わるまで、

管理人が観たかった舞台ってこれなのか・・・?

という思いが消えませんでした。


なぜ、今、この日本でこの作品を舞台にしたのか・・・?

映画は観終わった後に、いろいろ、いろいろ考えさせられた作品だったのに、

舞台の後にはほとんど何も残らなかった管理人・・・


管理人の理解力が低いのか、

映画との比較が悪いのか・・・


とにかく、管理人にとっては残念な作品でございました。



ただ、小栗旬、ストリップします ( ´艸`)ムフ

小栗ファンは、こんな楽しみがありますので・・・