【 ワールド・オブ・ライズ 】 | Darkside of the Moon

Darkside of the Moon

旅行、映画、アルコールなどなど、日々のアレやコレやを書き連ねております。

映画感想ブログ 『 勝手にシネパラ! 』 は、ブックマークからどうぞ! 

こんばんは、ジュンです。


今日は、お正月休みに観た映画のご紹介でございます。

レオナルド・ディカプリオ & ラッセル・クロウという、二大俳優の共演、

メチャクチャ硬派なアクションサスペンスに仕上がっております。



  中東に潜むテロリストのリーダー、アル・サリームを探るために、

  現地に潜伏するCIA工作員のロジャー・フェリス(ディカプリオ)。

  上司のエド・ホフマン(クロウ)は、安全なアメリカ本国から電話1本で指示を出し、

  現地での協力者も平気で切り捨てる、現実主義の男。

  彼らは、なかなかテロ組織を探り当てられずにいたが、

  ヨルダンの総合情報部(GID)の局長、

  ハニ・サラーム(マーク・ストロング)に協力を得るために、

  ホフマンはフェリスに、ハニに近付くように命令する。


  ハニとの信頼を築くために、ホフマンを無視して行動するフェリス・・・

  現場のフェリスを無視して、裏工作を仕掛けるホフマン・・・

  嘘と嘘の中で、本当のものは何なのか・・・

  



世界的に問題となっているテロ活動。

もちろんこの作品を観れば、何がモデルとなっているのか、

すぐに分かってしまうのですが、

世界のどこかで、同じことが起こっているのだろうなぁ~、と、

思わせてしまうほどリアルな作品にしてしまったのは、

「さすが、アメリカ!」と言うことでしょうか。


しかし、ここまで断定的に今の中東社会を描いてしまって、いいのだろうか・・・?

と言う、単純な疑問も、湧き上がってくるのも、

「されど、アメリカ・・・」なのでしょう。




まぁ~、そんなこんなのややこしいことは置いておいて、

この映画、この先どうなるのか・・・? 的な面白さで、一気に観てしまいました。


まず驚いたのが、無人探査機を使って、12000メートルの上空から、

たった1人を探し出してしまう、最新テクノロジーの脅威!

こんな装置で追跡されたら、逃げようがないぞ・・・

恐怖すら覚えてしまいます。


しかし、このデジタルでハイテクな情報網の1番の弱点が、

「人から人へ」の最も原始的な手段・・・

これが使われると、まったく歯が立たないという、皮肉な部分も描かれております。


そして、囚われたフェリスの拷問シーンは、かなりリアルです。

今までにニュースで流れたいろいろな映像を、思い起こさずにはいられません。



そんなフェリスをディカプリオが好演しています。

彼は、こんな無骨で泥臭い役が、本当に似合います。

イヤミな上司ホフマンを演じるクロウも、

イヤミの中にも、フェリスを可愛く思っている上司を、上手く演じております。

そして、この作品での一押しは、ハニ役のマーク・ストロング!

スマートでメチャクチャカッコイイです ( ´艸`)




硬派な映画ではありますが、

アクションあり、現代社会への皮肉もありな、とても楽しめる作品です。

どうしようかなぁ~、と思っている方は、

ぜひ観ていただきたいと思う、管理人なのです ゚゚゚゚゚-y(^。^)。o0○