「虹の星」、そして新宿の街 | Darkside of the Moon

Darkside of the Moon

旅行、映画、アルコールなどなど、日々のアレやコレやを書き連ねております。

映画感想ブログ 『 勝手にシネパラ! 』 は、ブックマークからどうぞ! 

こんばんは、ジュンです。


本日、新宿に出たついでに、


  「 高砂淳二写真展 虹の星The Rainbow Planet 」

 

を、見て参りました。


自然写真家高砂淳二さんが撮影した、世界の虹の新作展です。

たまたま、新聞の広告記事を読んで、ぜひ見なければ・・・と思い、足を運んだ訳です。


キャラリーは昼の虹と、夜の虹に分けて展示されています。

草原にかかる虹、海にかかる虹、滝を渡る虹・・・

様々な、世界中のにかかる虹が写し出されています。


中でも、高砂さんが虹を追いかけるきっかけとなった夜の虹は、

幻想的で、とても素敵です・・・



「 虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS 」という絵本をご存知でしょうか?


  むかし、美しい森に虹を食べる7人の鬼がおりました。

  鬼たちに虹を食べつくされた森からは、虹が消えてしまいました。

  ある日、虹が生まれる谷があるという話を聞いた鬼たちは、

  虹を求めて、旅に出ます。

  そして・・・


イタリアのウル・デ・リコという作家の本で、

極彩色で、絵本にしては不安感を与える印象的な画で、

大人の絵本と言う感じです。



写真展を見ながら、管理人は、この絵本を思い出していました。

地平線・水平線からかかる虹の橋・・・

それはまさしく、虹の生まれる谷から生まれ出る奇跡なのでしょう。


もし、新宿に出る機会がありましたら、ぜひ寄ってみて下さい。

自然の生み出す不思議な世界が、待っておりますよ・・・

新宿高野ビル4F・コニカミノルタプラザで7.22(火)までです!






そして、帰り道。

副都心線が開通してから、新宿3丁目駅を愛用している管理人は、

新宿東口のロータリーから、新宿通りをテコテコと駅に向かって歩いておりました。


以前、地味な三越があったところが、お洒落になっています。

大通り沿いには、「 ティファニー 」・「 ルイ・ヴィトン 」などの、ブランドショップのディスプレイ。

隣には「 マルイ 」の新しいビルも建設中で、ますますお洒落な街になって行くのでしょうか・・・


雑然とした喧騒の街新宿に、突然と現れるそんなお洒落な空間。

管理人は、とても違和感を感じてしまいました。

銀座にあってこそ、高級感を纏い、その存在を正等に評価されるブランドも、

この街にあっては、なぜか場違いな所詮よそ者的な、モノに思えてしまう。


でも、そんな雑多で、猥雑な新宿の街が、管理人は大好きです。

この街も、どんどんと変わってしまい、

ブランドショップの存在も、普通に街に溶け込んでしまう時が来るのか、と思うと、

少し淋しい気持ちになってしまいます。


表の顔が変わっても、一歩路地に入れば、この街の姿は、きっと変わらないだろうなぁ~と、

確信めいたものを感じながら、駅への道を歩いた管理人でした。