<自問自答>ともいう、
私と私の会話は、こんなふうです。
(^◇^)❤️
「あら? 今日も元気ないんや。
何考えてるか、当ててみようか?
ケンジさんのことやろ?
わかるわ。私のことやもの」
なんであのとき、思い切って、
ホテル行けんかったんやろ?
あそこで身体が縮こまんかったら、
人生変わっていったと思うやん。
「確かにな。ケンジさん、
背、高かったし、社長候補やったし、
都会帰りやったし、
今の旦那とは比べもににならんな。
ケンジさん、懐かしいし、
ついて行っとたらなあ。
抱かれとったらなあ。
悔やまれるわ」
なんか、このところ毎日、
ケンジさんの話やね。
ケンジさんのこと考えながら
旦那のお弁当作るのんは、
いいことないと思う。
「けど、忘れられん(涙)」
ほな、考えてみよか。
旦那ってどんな、お人や?
「ええっ? やらないかんの?
比べもんにならんけど、旦那なあ、
いっつもウチのこと見とる。
ニコニコしながら、ウチを見る」
それでええんと違う?
ケンジさんは
クラウディナ・カルヂナーレみたいな人と
結婚したって聞いたし、
ウチのこといつも見てくれとる旦那の
方を、無理にでも向いて、向けて、
それだけ見とったら、ええのん違う?
「クラウディナ・カルヂナーレには、
勝てんわな。
まあ、今日のところは、あんたに免じて、
ちょっとケンジさん、休もか。
けど、でも、忘れられんのやで」
ぐいと、お弁当を詰める菜箸を持つ手で、
涙を拭う私なのでした。
私! がんばれ~!!❤️❤️❤️
はい、カウンセリング・フィクションで〜す。