S和尚と何度も話しているうちに、、、
本当に生きた人間同士のように情が湧き、妙な気分になってきた。
人には、
{目に見えないお友達作ったらいけない!}
なんて話している私なのに
S和尚は生きた人間を眠らせ声帯だけをかりて、
会話ができるのだから徐々にそんな感情すらも
マヒしても仕方がないのかもしれないが、。
今夜は、眠れそうにないので
印象に残っているS和尚との会話でも
少し抜粋して書き込んでみようと思う。
前後の流れまで書き込むと長~くなるので
そこは省略
先日、不浄霊をいい加減たくさんあげた後・・・
呪術を使うもモノが最後に出てきた。
普通の人間の不浄霊と違いこれが中々手強い。
死しても呪術を使い他の不浄霊は勿論、
生きている人間を操り少しの不思議をみせ勘違いさせたり、
神仏や高僧のフリもするし祈祷などから逃げる術も知っている。
決して自らが名を名乗ることはない。
もしそうであれば嘘と思って間違いない!
そしてあの手この手で何とか始末したあと
また次のが出てきたと思ったら、、、
「ワシじゃ~ワシ!Sじゃ!」
急に出てくるなよ~、
それに{ワシ}って。。。
{ワシ}だけでは皆が{ワシ}っというので誰か分からん
でも、笑ってしまった。不浄霊と間違われたら大変と思ったのか、
慌てて「Sじゃ~!」だって。
最初、S和尚が降りてきた時はワタシの力を試したくせに^^;
「今日は大勢あげたな。
おぬしもキツかったであろう。ワシはズッと見ておったぞ。」
まぁ、和尚なりの労いの言葉かな。
ともかく、ズッとワタシのやっていることを見ている様子。
まぁ、S和尚も生前はキチンとしたルールに則ってやっていただろうけど
ワタシには、
「全ての神仏が、おぬしに力を貸しておるから、
おぬしの思うがままで良いのじゃ。」
というけれど・・・確かにな、、、。
今回は足を生やし、首から下も再生させたわな、。
自分でもやったことがなくても{できる!}という妙な自信があるのも
よくよく考えると不思議であるが。
「いろんな方法でやっておるな、と見ておる。それで良い。
おぬしの思うがままで。
だが、ワシには石は分からんな・・・」
「そうか・・・だがな、眠っている石を起こすことができ神仏と繋げれば、
使い方によっては凄い力がでるのだぞ。
最初に和尚も悪霊のフリをして、ワタシの力を試したではないか。
ワタシは、和尚に何をしても通用しないので
石を使い、それでようやく和尚も本当の目的と正体を話したではないか~」
「そうであったな。
あの時は、キツかったぞ。そうだな、おぬしは石を使っておったな」
「ワタシには、あの時、もう手段が他に思い浮かばず、使ったのだ。
和尚がキツかったということは、かなりの力があるということだ。
和尚の力も様々な修行をし、強靭な力であろうからな」
「そうだな。
だが、ワシには石のことは分からんな。石と意思疎通はできん」
S和尚は普段から頻繁にワタシの傍にいるようなので、
和尚は、人との会話も聞いている、、。
一度、Kさんと今回の和尚が降りてきたことをぼやいていた。
「ホンマに、いい加減にしてほしいわ・・・
坊主、頼んでもないのに勝手に降りてきて何がサダメじゃ~~~や!
知らんわ~~~!ワタシはこのようなイカレテいるしか思われない世界など
興味もない!イヤ、イヤ、イヤ!
目に見えないことを理解できる人なんて少ないし、
分からない人から見れば、気印みたいなこと
ワタシの魂が、降りて来る時に約束してたのかも知れないけど記憶ナシ!!!
人や魂を救うのは、自分の家族を守れてからでない?
こんなに生活が不安定なのに・・・いい加減にしろ~やゎ
現役引退した、爺、婆じゃあるまいし、これ以上のボランティア?
ワタシは家族のためにもこれからお金がいるんや~~!
{良い人}={都合の良い人}やわ・・・。いい加減にしてほしい!
これ以上、ワタシにどうしろと?
月に7~80万くらいくれるんだったら
坊主のする苦行くらいいくらでもしてやるわ、
それだけ考えていればイイんやから楽ちんだし、簡単やわ。
ワタシのこの現状見てみいよ、これから家族にお金いるのに
ふざけんな~状態や・・・。
何が尊い力や、うるさいゎい!
ワタシにかまうな~~~っていいたいわ!!!
まだ、
宝くじでも当ててくれて、やれ!って言われたら分かるし、やっても良いけど、
これ以上、どうせい!ちゅうんや!!!
クソS坊主!宝くじ当てるか、
金儲け主義の金持ち宗教家を原因不明の病を
ワタシが治して、
風もないのに何かをブラブラ揺らすとか、
落ちもしないものを落とすとか、
たくさん色んな不思議を見せ付けてお布施としてお金をもらい、
裏で支配する、どう?
いい考えだと思うけどな~。
これくらいしてから、言えよな~、聞いているか~Sクソ坊主!!!」
K「うん、うん!いい考え
いよいよ、魔女になっていく(^ε^)♪」
「ここまで着たら、逃げられないのなら、魔女でもヨーダーでもなってやる!」
(;^ω^A こんな言いたい放題、ぼろくそに言ていたのだった。。。
その夜・・・・・
「この者との話、聞いておったぞ・・・
ワシは宝くじなるものの意味は分からぬが・・・。
坊主のことは、、、一理あるかもな。
だが・・・不思議で終わってしまうかも知れんな、、。」
ワタシの心の声
↓
{へっ? 本当に聞いてた?
クソS坊主とか言うてしもた、、のに?}
ばつの悪くなったワタシ、何もなかったように・・・
「でも、考えとして悪くないであろう?
このままではワタシは生活ができんぞ。
もう、今時の坊主は、心から神仏に帰依している者は本当に少ないぞ。」
「そうだな・・・・・。
だが、多分、不思議だけで終わってしまうじゃろうな・・・」
{確かに、、。
それにいくら大して力のない坊主でも護摩焚きなんかもするだろうしな~。
S和尚、それらと戦わなければいけなくなるので可哀相だな・・・}
「では、宝くじの意味をボチボチ教えるから考えてくれ。」
「そうか。分かった。」
こんな感じでワタシ達は色んな話をした。
ワタシもこれまで確認が取れなかったことも確認がとれるのも便利であった。
やはり・・・
思い過ごしではなかったようだ、、
S和尚は火を出すことなど、容易いと言う。
ある山寺の滝に僧?行者?のオバケがいた。
その滝からは妖気が漂い人を寄せ付けない雰囲気であった。
ワタシはいつもなら無視のはずが
この時、何故か不憫に思い・・・知らんふりできなくなってしまい、
ワタシなりの供養をした。
半年後再び訪れた時に以前の寺は火災で全焼し、
再建するために更地になっていた。
滝は別物のように穏やかな懐の深い滝に変貌していて、
あまりの違いに驚いた。
滝にいたモノが大護摩焚きしたのだと思った。
そして自らもあがったのだ。
「僧や行者などは、なかなかあげることは難しいと言ったではないか?
あの時のワタシは、まともにお経すらあげれなかったのに、
それも・・・たかが一回きりで?なぜうまくいった?何故だ?」
「多分、おぬしが、その者の魂に触れたのであろう。
その者は、まわりいた仲間も連れてあがっただろうな。
一人であがってもつまらんからな。」
確かにそうなのかもしれない。ワタシはオバケ坊主がいると知りながら
滝の流れる水に触れ祈ったのだった。
「そうだったのか・・・。
だが、本当に滝は以前とは比べものにならないくらい良い滝になっておったぞ。」
「そうであろうな。」
「そんなに火を出すことは容易いのか?」
「そうだ。簡単なことだ。ここでもできるぞ。
だが、おぬしの家だからな、そうはいかんだろう。」
「アホ!当たり前や~~~!何を言うてんねん!」
突然の言葉にワタシは思わず、、、
バリバリの関西弁でアホなどと言ってしまい、、、
突っ込みを入れてしまった、。。
時々、S和尚、冗談?をいう(苦笑)
・・・・・つづく