【バルセロナ2018】杉田1乙、錦織との日本人対決ならず | Tennis Stars -テニス観戦ブログ-

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硬式テニス練習中のヘタクソですが男子テニスのATPツアー観戦記事中心にブログ書いてます(`∇)甲゜
錦織圭、西岡良仁らに加え海外のお気に入り選手もチェックしてます(^^/
応援半分、素人の冷やかし半分です^^;

★バルセロナ・オープン:ATP500、クレー、スペイン
 
ドロー(外部PDF)
 
 
★1回戦:ガルシア・ロペス def. 杉田(7-6, 6-3)
 
2回戦の錦織戦への切符をかけた闘い~。
 
 
立ち上がりキープに苦労するもビッグチャンスを先に掴んだのは杉田ッ!
しかしトリプルのブレイクポイントをミスなどであっさり逃し、逃げ切られてしまうとテニスあるある。
チャンスの後にピンチあり。
 
直後にブレイクポイントを握られて逆に先行されてしまいました。
杉田の深めに打っていったストロークが球1個分くらいアウトしたり、最終セットのベルダスコばりのミスヒットをかましたりと、残念なプレーで落としたポイントは多かったです。
機会は少なかったもののパッシングショットもほとんど入ってませんでした。
 
しかしミスが多いのは相手も同じで決め球を取り損ねがち。
そんな中で相手のサービングフォーセットをブレイクでき、イーブンに戻すことに成功して間もなく、杉田が腹部~背中?の痛みを訴えメディカルタイムアウト、痛み止めの頓服薬を飲んだ様子でした。
数々のミスには痛みの影響があったのかはわかりません。
 
第1セットは、タイブレイクに入り、ミニブレイクを多数重ね合いながら、相手にセット先取されました。
 

 
杉田氏のファーストサーブは確率も含め凄く良かったです。
ただ(ワイに言われんでもわかってるでしょうが)ブレイクポイントを大半ミスで逃し、7分の1しか取れなかったのは痛かったなぁ…。
 
 
第2セットに入っても精彩に欠く杉田はまたもガルシア・ロペスに先にブレイクされ、ゲームカウント0-3に。
本人も静かな苛立ちを滲ませてまして我慢のテニスを続けてました。
 
杉田に勢いが戻り始めたのはセット後半に入ってようやくです。
声も出始め、パッシングショットなどもぼちぼち入り、昨年バルセロナの杉田の片鱗が見えてきました。
その後再びトリプルのブレイクポイントを活かして追いつき、サービングフォーセットまで迎えました。
 
しかしまたも仕留め切れずにタイブレイクへ。
ここでも相手にリードされては追いぬくなど杉田が取り返しそうな気配がありましたが、安パイなボディ狙いのサーブをリターンで連続で叩かれて終結。
 
 
2セットともタイブレイクで2時間半もかかりながらストレート負け。
第2セット後半は多少面白くなりましたが、総じて冗長な試合でした。
 
 
まぁこれだけミスがあったら敗戦も仕方ないですね。
相手のポイントの半分以上は杉田がミスで献上したものとなってしまいました。
(したがいましてガルシア・ロペスさんもよいプレーをしたとは言い難いです。)
 
月額と時間を使ってみるほどの試合では、ないな…。
と本音では思いつつ、錦織 vs. 杉田を期待して見届けましたが残念でした。
 
昨年ベスト8の快挙をなした杉田も、今年はいいプレーよりも勿体ないプレーで初戦敗退。
今季は全豪で1勝とドバイで2勝のみで、初戦敗退が6回。
杉田はランキングが上がってから失うものができたせいかプレーも保守的になってしまい、徐々に低迷期に向かってると思わざるを得ないです。
今日もそうですが、ベースラインより下がって戦うプレーが多くなってきました。
ん~先が心配ですね。
 
 
錦織さんは2回戦でガルシア・ロペスと戦うことに決まりましたが、体が回復していたらたぶん余裕で勝てると思います。