祝!【モンテカルロ2018】錦織は準V、そしてバルセロナへ… | Tennis Stars -テニス観戦ブログ-

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硬式テニス練習中のヘタクソですが男子テニスのATPツアー観戦記事中心にブログ書いてます(`∇)甲゜
錦織圭、西岡良仁らに加え海外のお気に入り選手もチェックしてます(^^/
応援半分、素人の冷やかし半分です^^;

★ロレックス・モンテカルロ・マスターズ:ATP1000、クレー、フランス
 
ドロー(外部PDF)
 
ナダルは昨日のディミトロフ戦のあと、フォア?のクオリティが気に入らないのか、準決勝後にコートとって練習したらしいです。
フォアでエースをとるために必要、ということだそうです。
飽くなき向上心ですわな。
 
 
●決勝:ナダル def. 錦織(6-3, 6-2)
 
さてさて何かやってくれそうな錦織さんがついにこのレベルに帰ってきましたね。
昨年故障組のラオニッチが北米マスターズで4強入りするなど、同レベルの選手が続々復活気味で悔しい思いで見てましたが、錦織さんもクレーのマスターズでナダルと決勝を戦うところまで戻ってくるなんて、もう輝かしすぎて涙が出そうですよ。
 
 
第1セット。
出だしナダルがさくっとサービスキープした後、さっそく錦織サーブがナダルに詰め寄られ、ブレイクのピンチを迎えるも切り抜けます。
 
さぁ、テニスあるあるの「ピンチの後にチャンスあり!」
ナダルがピンチになったときはサーブアンドボレーなど、らしからぬ「秘奥義」を繰り出してくるのはよくあるのでドロップショットで先に仕掛けて先にブレイク!
錦織がゲームカウント2-1リードぉ~!!
 
しかしチャンスの後にもピンチあり…。
これもテニスあるある…。
早速逆襲にあってすぐさまブレイクバックされて2-2になったあと、5-2まで突き放されます。
 
まぁ錦織さんがサービスゲームで多少ブレイクされるのはやむを得ない。
ナダルとの厳しいやり取り、一難去ってまた一難には慣れっこでしょう。
しかしナダルのボールは安定して深いな…。
相手をわかってるのは向こうも同じ。
錦織に早い(not 速い)展開で攻めさせたらあかんのをわかってるんでしょうね。
 
 
ナダルが楽々勝つのが見え透いたら観戦もつまらなくなりますが、第1セットは最終ゲームまで錦織がナダルに詰め寄ってくれました。
何かやらかしてくれそうな内容でしたね。
 
 
結局1セット先取したのはナダルでしたが、セット先取で飛び上がって喜ぶ姿がありました。
それだけ厳しい駆け引きだったということですよね。
錦織のサービスゲームが1つ少ないことを考えれば、第1セットはスタッツ的にはさほど大差なし。
 
 
 
しかし第2セットは錦織さん、あんまりいいところを作れなかったですねー。
疲労もあるでしょうが中盤は戦う術の無さ?に気力、集中力が少し落ちていたように見受けました。
いや、錦織にも最終ゲームで目を剥くような鋭角リターンとか凄いショットはあったんですけどね。
超人ナダルが拾いやがったもんで…。
ブレイクポイントすら握らせてもらえず、さくっと2ブレイク食らいまして勝負ありました。
 
 
錦織ウィナー12本。
相手がナダルじゃなかったらもう少しウィナーになってたと思う打球は多かったと思うです。
 
 
 
 
準優勝。
そろそろマスターズ以上での優勝がほしいだろうと思いますけど、復帰からの大会数を鑑みれば充分凄すぎる成績ですね。
錦織さん、ここで600ポイントもゲットしちゃったら来年も参加するかもしれないですね。
 
 
しかしナダルは昨シーズンよりもクレーで強くなってる気がしますね。
去年はクレーでもティエムに1敗した以外にフォニーニだったりカイル・エドモンドだったりに猛攻受けて1セットとられたりしてたんですけど…。
フェデラーの早いプレーにコテンパンにやられたり、今年も膝の不調などで結構欠場したりで、ナダルも短時間で勝てるプレーにシフトしてるんでしょうね。
確か、昨年の上海マスターズ決勝観ててもそんな印象はありました。
 
 
さて今回の優勝でナダルは
モンテカルロ優勝11回目
さらに
マスターズ優勝31回目
となりジョコビッチの30回を超えて単独最多記録となりました。
31て…。
しかも現役ビッグ4がいてこの回数だもんな。
戦国時代にも程がある。
 
 
 
★バルセロナ・オープン:ATP500、クレー、スペイン
 
ドロー(外部PDF)
 
さて、戦いの舞台はナダルのお膝元、スペインへ。
この大会で優勝するにはシード有無によりますが5~6回勝たなければならないためATP500の中でも最もハードな大会のひとつかと思います。
日本からは、昨年は欠場した錦織と、その欠場のおかげで予選繰り上げで参戦しベスト8に入ることができた杉田が今年もエントリー。
 
上にドローは出てますが、杉田が1回戦でガルシア・ロペスに勝つと、
2回戦で錦織 vs. 杉田が実現します。
ワイの調べでは過去最近の日本人対決は2012年の錦織 vs. 添田です。
もっともモンテカルロ終わりで錦織がバルセロナに予定通り出てくれればですが、おそらく錦織世代史上最も実現可能性が高いATP日本人対決の予感!
杉田氏、勝利頼むで!!
杉田が初戦(今日21:30~予定!)に勝ってくれたら錦織も応じてくれると信じたい…。
ちなみにこの2回戦の勝者は、おそらくナダルと当たります(-_-)