【モンテカルロ2018】1~2回戦、錦織初戦突破、杉田1乙 | Tennis Stars -テニス観戦ブログ-

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硬式テニス練習中のヘタクソですが男子テニスのATPツアー観戦記事中心にブログ書いてます(`∇)甲゜
錦織圭、西岡良仁らに加え海外のお気に入り選手もチェックしてます(^^/
応援半分、素人の冷やかし半分です^^;

久々の更新(^^;
 
スポナビライブの終了に伴いテニス観戦の媒体を検討中でしたが、スポナビの放映権?を得たWOWOWに契約することにしました。
ローマ・マスターズまでしばらく無料配信もしているようですね。
そいで契約の段取りを確認していると、WOWOWホームページには「視聴にはBS視聴環境が必要」みたいに書いてあったので加入のためにパラボラアンテナ買ったんですが、ネット申し込みとB-CASカード番号あるだけでネット中継観れたじゃねーか!
無駄金ハタきました…、金返せ。
そもそもBS視聴環境が整うとNHKのBS視聴料までとられるのでネット視聴(メンバーズオンデマンド)だけでよいわ。
 
 
結局DAZN(ダゾーン)は、女子テニスの配信もいまいち見づらいので解約することにしました。
・解説少ない(大坂快挙のインディアンウェルズも解説は決勝のみ…)
・画質選べない(4Gで動画観たら月20GBをあっという間に消費)
・なぜか準々決勝以降が配信されないことがある
・男子デビスカップはなぜか見逃し配信なし
など不備が多すぎる。
大坂なおみのマンダトリー優勝観れたからもういいや(笑)
 
 
★ロレックス・モンテカルロ・マスターズ:ATP1000、クレー、フランス
 
ドロー(外部PDF)
 
ヨーロッパのクレーシーズン到来にして最初のマスターズです。
このマスターズは一応トップ選手の出場義務なしなのでデルポトロやアメリカトップ4選手なんかは出てません。
 
 
●1回戦:錦織 def. ベルディヒ(4-6, 6-2, 6-1)
 
錦織さん6年ぶり参戦のモンテカルロです。
世界ランク37位まで後退したのでシードはつかず初戦から強豪!
相手は第12シードで今年は出だし好調なシーズンを送っているベルディヒです。
 
対戦成績は大きく錦織に分がある相手といえど試合数の少ない錦織にはどうか?
右手首はどうなのか?
というところが注目点でしたが、第1セット早々にいきなりブレイクされて追う展開に。
 
特に錦織のフォアハンドが浅くやまなりで、よくコントロールが効いてないようでした。
 
一方でバックハンドは試合が進むごとに向上、すんごいアングルショットも飛び出して本日の大いなる武器になってました。
 

(すげえカラーリングのシューズ、これ販売するのかな?)
 
第1セットは落とすも、第2セット以降はベルディヒの淡白なミスが目立ち始めます。
ストロークも外れるしサーブはフォルト多発。
錦織には超追い風!
錦織の攻めがプレッシャーとして働いたのかは不明。
しかし一方のミスだらけのベルディヒに焦燥感がまるで見られないのが不穏でした。
 
 
 
逆に大幅リードを献上された錦織さんは、本来のプレーができていない苛立ちは隠せない様子。
まあこっちの方が自然な反応ですな。
 
(ネット際で芸達者なドロップショットを決め思わず微笑む錦織氏)
 
とはいえ錦織さんはフォア以外はかなり良いクオリティでした。
 
 
スタッツではフォアハンドはミスが大きく先行してますが錦織のバックのエースは14本!
(逆にベルディヒはバックがかなり酷い。)
 
しかし錦織が試合中にトレーナーを呼び右手首を診てもらっていたのは気がかり(--;)
本人は明確には認めてないけど、これがフォアの不調に影響してた可能性ありますよね。
結局治療は受けず、さらにフォアハンドの豪快な素振りしてたのでトーナメント棄権することはないと思ってるんですけどね。
 
次戦はロシアのやんちゃくれ、若手のメドベゼフです。
細身の選手ながらサーブやショットにパワーがあるのでベルディヒ戦より厳しい戦いになりそうに思います。
 
しかしドロー表みてると錦織さんは比較的マイルドな島にいてるので徐々に調整しながら勝ち上がってくれるのを期待!
昨年はモンテカルロ、バルセロナと出てないしマドリードも早々に棄権してましたので、今年の今はポイント稼ぎ時ですかね~。
 
 
●1回戦:ストルフ def. 杉田祐一(6-3, 6-2)
 
今年2月に対戦し勝利したストルフ(全豪で勉とダブルス組んで知名度アップ)との再戦ですが今度は完膚なきまでにやられました(--;)
 
 
クレーの準備はしっかりできていたと言ってましたが第1セット後半頃からストルフにリードされてのびのびプレーさせてしまい、苦しい流れに。
杉田のストロークがちょっと浅いのと、そのせいもあってストルフの伸びるストロークの勢いに押され杉田のポジションはベースラインかなり後方が定位置になってしまいました。
 
 
いいようにやられてしまったとしか言えない試合でしたね…(--;)
昨年のバルセロナのときのように、敗戦濃厚となった終盤時点からは捨て身で攻めこんでも良かったのではと思いました。
 
 
●2回戦:ジョコビッチ def. ドゥサン・ラヨビッチ(6-0, 6-1)
 
1年足らずでアガシコーチを切ったジョコビッチが、本来の強さを持って帰ってきた!
しかもアングルショットがえげつなく強かったです…。
 
 
同郷のラヨビッチを終始圧倒!
ラリーでのミスもほとんどなしな上に急に角度つけてぶちこんでいくので無双状態。
 
 
たったの1ゲームしかやらない完勝でした。
 
 
●2回戦:ティエム def. ルブレフ(5-7, 7-5, 7-5)
 
クレーコートといえばナダルとティエム!
が、そのティエムが若手有力株のルブレフにかなり苦戦。
 
 
マッチポイントまで握られながらも辛うじて競り勝ちました…。
あー、あっぶねー!
 
とはいえ闘志の代替パラメータになってる「んがっ!」ていう片手バックハンドの声は飛び出してたので調子は悪くないと思います!
 
 
ちなみに今大会ドローの上4分の1は、ナダルとティエム、ジョコビッチの3人がいるという地獄の島です。
ナダルはしばらく公式戦離れてましたが先のデビス杯でズベレフをストレート3-0で撃沈させてたので昨年同等のナダルだと思ってよさそうです。
 
 
●2回戦:ゴファン def. ステファノ・チチパス(7-6, 7-5)
 
昨年のモンテカルロでは4強まで上がった(&世紀の大誤審に見舞われた)ゴファンがクレーに帰ってきましたよ(^^)
 
(夕日の眩しいコートも昨年同様。)
 
今回はゴファンにしては極めてレアなダブルスにもエントリー。
相方はなんと、目の負傷時の対戦相手だったディミトロフ(^^)
めでたくシングルス初戦の前にダブルスで1勝を上げております。
 
シングルスの相手は日本とも縁のある若手、チチパスです。
ウイルソンのブレード対決ですが、本試合は今年のベストマッチ10選に入りそうな凄絶なものでした。
片目負傷後、復帰戦のマイアミでは信じられない惨敗をしてたゴファンには少なからず心配しましたが、序盤こそ不安定だったものの調子は回復!
持ち前のリターン力に深いストローク、左右への振り分け、機動力とかなり回復していますね~。
チチパスの乱暴なまでの立ち振舞いにゴファンも左右に振り回されつつも、得意のフットワークでカバーし冷静に対処するゴファンに安心しました。
 
 
お互い闘志全開で綱渡りのようなラリーの乱舞には、観客席も大にぎわいでした。
 
ところでチチパスってこんな粗野なキャラだったか?
なんかずっとギラギラしてました。