鳥たちはどこへ行ってしまったのか
鳥達の鳴き声で春の夜はあける
だが今は物音一つしない自然は沈黙した
Silent Spring 沈黙の春 だね d( ̄  ̄)
1962年に出版された
レイチェル・カーソンの作品
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150623/03/tennisdehassuru/b1/34/j/o0120017413345253369.jpg?caw=800)
鳥達が鳴かなくなった春という
出来事を通して訴えている作品 φ(.. )
日本に紹介されたのは1964年
邦題は
"生と死の妙薬―自然均衡の破壊者 科学薬品"
ながっ・・・・・(((( ( ̄ ̄;)
どうしてこんな題名にしちゃったのか (-。-;)
"サイレントスプリング 沈黙の春"の方が
分かりやすいし読んでみようと思える気がする
お話は…``σ( ̄^` ̄;) エットォ
アメリカの奥深くわけ入ったところにある街があった
それでその街は…春が来ても鳥の鳴き声が聞こえない
人間が生みだした化学薬品で自然が破壊された
"病める世界"を鳴かない鳥達で表現している
MAMA DAISUKI 専門的な知識ないから
よく分かんないけど
人類が直面している地球環境への
警告が作品のテーマ d( ̄  ̄)
二十世紀って云うけど 地球の生命が誕生して
以来のなが~い歴史からみると一瞬なんだって
そんな短い間に人間達は地球を汚染して自然や
環境を破壊してきたということ
乱獲や環境の変化で 絶滅に追い込まれた種族も
少なくない*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
お話に出てくる"おそるべき力"
"禍いのもと"は放射能と化学薬品φ(.. )
特に化学薬品は"沈黙の春"が話題になるまで
人体への影響はほとんど問題にされていなかった
第二次世界大戦の中 色々な化学兵器が生まれた
人を殺傷する為に開発された化学薬品は 戦後
平和になった世界で 害虫の駆除を目的に農薬に
転用されていったらしい
カーソンは"沈黙の春"の中で科学薬品を"死の霊薬"
と呼んでいるね σ( ̄、 ̄=)
核実験や原子炉や病院からの放射性廃棄物
都市の下水 工場の化学薬品の廃棄物加えて
殺虫剤や除草剤の大量使用
"沈黙の春"ではカリフォルニア州のクリア湖の
事例をあげて農薬や除草剤 放射性物質で汚染
された水が 与える影響の大きさを警告している
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150623/03/tennisdehassuru/e9/73/g/o0473046913345253462.gif?caw=800)
1949年 クリア湖で揺蚊(ユスリカ)駆除のため
DDDジクロロ-ジフェニル-ジクロロエタンという
殺虫剤が散布された
その数年後に水鳥クビナガカイツブリが多く死亡
調査してみると湖水と比較して80000万倍の濃度の
DDDがクビナガカイツブリの体内に蓄積されていた
レイチェル・カーソンが警告した沈黙の春
…(´・ω・`)
クリア湖は水だけど 同じ様に畑に農薬が散布
されると 土の中に蓄積されて汚染が進む
本来地中にいる筈の生物が減って農作物は
成育不良になり収穫物も農薬が残留する
そこに生きる昆虫やミミズが汚染されて
それを食べる鳥達が汚染されて息絶える
死んだ鳥は鳴かない
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150623/03/tennisdehassuru/d1/f7/j/o0800046413345253371.jpg?caw=800)
自然の生態系の中で害虫駆除の役割を
担ってきたのは鳥達だった
殺虫剤は作物の害虫を駆除するだけでなく
本来その役割を果たしてきた鳥達を殺し
鳥達や小動物を食べる野生生物に及び
次世代にまで影響を及ぼす
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180614/09/tennisdehassuru/12/42/j/o0800060014210754367.jpg?caw=800)
"沈黙の春"には"死の連鎖"と書かれている
地球を支配したと信じた人類の歴史は
自然にとっては破壊の歴史だった d( ̄  ̄)
人間だけ影響を受けないなんて事もなく
農薬をあびれば影響を受けない訳はない
放射線 殺虫剤 除草剤
化学薬品は人間の健康にも影響を及ぼす
癌 d( ̄  ̄)
癌の脅威は化学薬品に後押しされて
確実に勢いを増していったね
もちろん発癌の原因はそれだけではないけれど
報道番組でもよく云われているように
地球は人間だけのものではなくて
生きている全ての生物のもの
次世代の子供達が安心して暮らせるように
大切なことは何なのだろう*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
![]() | ![]() | |||