「スプリング・フィーバー」 (中国フランス合作映画)は傑作です。
でも見るには覚悟のいる映画かもしれません。
中国の南京を舞台に同性愛、異性愛の5人の男女を描いた映画で、監督は中国では当局から5年間映画製作、上映禁止処分を受けているロウ・イエ監督。
若干の予備知識はあったものの、映画のコピーの「まるで春の嵐(スプリング・フィーバー)により掻き乱された一夜を彷徨う・・・」とポスターの雰囲気に魅かれて劇場に走ってしまいましたが、これは「春の嵐」じゃなくて、何だろう・・・。どちらかというと「春の熱」なんじゃなかろうかと思います。身体が熱を帯びていく感じに似ています。
それから、全編通して孤独と寂りょう感が覆っているのですが、一か所、旅の途中の3人(男二人に女一人)のカラオケシーンだけは一時の安らぎと切なさに満ちていて、素晴らしいです。
是非劇場へと言いたいところですが、シネマライズ渋谷は明日で上映終了です。
ちなみに英辞郎で調べたらspring feverは
◆春先になって(性的)エネルギーが高まってホルモンのバランスが崩れ、それが身体および精神にさまざまな症状となって現れるもの。
だそうでです。
なるほど。
