9/21劇場IMAXで鑑賞。
原題:ELYSIUM
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャールト・コプリー、アリス・ブラガ、ディエゴ・ルナ、ワグネル・モウラ、ウィリアム・フィクトナー
2013年アメリカ 109分
あー痛ぇ・・・やっぱ痛ぇーよ・・・だって、身体に直接ボルト打ち込んでるんだもの・・・痛いよねぇ・・・この、クソ・スーツ・・・えっ、クソ・スーツじゃなくて、エクソ・スーツ・・・ダ、ダジャレかよっ!・・・まあ、いい・・・オレには時間が無い・・・5日間の命だ・・・早く、エリジウムに行って医療ポッドで治療を受けないといけないんだ・・・闇の商人スパイダーと取引して、偽IDを手に入れよう・・・しかし、スパイダー、あいつどこかで見たことあるよなあ・・・誰だっけ?・・・やべっ、凶暴クルーガーがやってきた・・・あかん、あかん、でもあいつエビ星人になったんじゃなかっけ?・・・さあさあ、なんだかんだでエリジウムにやってきたぞ・・・しかし、クルーガーもやってきている・・・しかも、オレよりもパワーがありそうなエクソ・スーツつけてる・・・あかん、あかん、やっぱりクルーガーには勝てない・・・ふっふっふ、俺に任しとけ・・・あっ、お前はスパイダー・・・いや俺はスパイダーではない・・・俺は”BOPE”の隊長ナシメント・・・あーどこかで見たことあると思ったら、そうか、悪と不正を許さないナシメント・・・頼むぞナシメント・・・あーダメだ・・・エクソ・スーツには俺の柔術はきかない・・・しかもメット忘れたし・・・やっぱりマックスのクソ・スーツでがんばってもらわんと・・・
うんうん、まあまあでしたよ・・・やはり「第9地区」は超えられていない・・・
主人公のマックスに共感出来ないんだよなあ・・・照射線浴びてエリジウムに行くことを決意するんだけど、なんか自分のことしか考えていない感じ・・・幼なじみのフレイの娘が白血病とわかっても一緒につれていこうとしないし・・・フレイを守ってやるみたいな気持ちは伝わってこない・・・逆に巻き込んだ感じだし・・・
唯一共感出来るのはわし的にはクルーガーだな・・・どんあことがあっても揺るぎない心、相手を潰してやるという心、反骨精神・・・演じるシャルト・コプリーは今回も怪演しております・・・
凶暴、クルーガー・・・最新エクソ・スーツ装着・・・
それから、マックスが装着するクソ・スーツ、おっと間違い、エクソ・スーツ・・・これが最初は痛そうで、なかなかいいと思ったけど、装着している姿をみているうちにこれって、そんなにパワーあるの?と疑問になってきた・・・なんか安っぽくてあかんかった・・・
前から見ると、なんか安っぽくてパワーがありそうにない・・・
この肉体のままのほうがパワーありそう・・・
驚いたのが、スパイダー役が「エリート・スクワッド」のワグネル・モウラだったこと・・・わし、スパイダーが出てきたときから、この人どこかで見たことあるなあ・・・と気になり始めて、後半になって、ビビビときて、これはもしや”BOPE”の隊長さんではないか?と気付いたのです・・・映画が終わって正式に確認して、間違いないことがわかったのです・・・
「エリート・スクワッド」
「エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE」
そして、「エリジウム」・・・全然違うやろ・・・変わりすぎ・・・お歳を調べると37歳・・・おー以外と若かった・・・「エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE」の時は老け役だったから、もっとお歳かと思った・・・あの天然パーマ的髪の毛はカツラかな?
この映画の見所はエクソ・スーツの戦いですな・・・あとは特に面白いと思うポイントはなかった・・・富裕層と貧困層の世界というのも新しい感じはしないし、ジョディ・フォスター演じるデラコートもあっさりとやられてしまってつまらなかった・・・
ラストにマックスが取る行動も、やっとかよ!と突っ込みたくなるくらい・・・
わし的評価は星三つ★★★