素人寄席・天満天神の会ブログ

素人寄席・天満天神の会ブログ

大阪天満繁昌亭の落語家入門講座受講生の有志によって平成20年9月に結成した素人落語家集団です。

お年寄りや身体のご不自由な方、気軽に寄席に行けない方々に、笑っていただければ幸いです。お気軽に声をおかけ下さい。

http://www.tenmatenjin.jp/


テーマ:

第8回・鴻池新田会所寄席(第20回・定期発表会)が11月3日(祝)国史跡・重要文化財「鴻池新田会所」本屋で開催されました。

 

 

平成最後の会所寄席にふさわしく秋晴れの天気に恵まれました。

 

今回の出演は天満家一軒、大川亭飄々、天神亭岩塩、八軒家一蔵、紅梅亭玉美、天神亭酔千の6名、お茶子に天満家射心、天神亭縁花が務めました。

 

 

今回も下座は、天満天神社中 三味線(真ん紀・つき日)、太鼓(裕次郎)、 鐘、他(岩塩) による生演奏です。

 

 

1番太鼓(岩塩)が鳴り開場と共に地域の贔屓筋をはじめ友人、知人、親戚の方々が次々に来られ、昨年を上回る150人と大盛況で場内は嫌が上にも盛り上がって来ました。

 

2番太鼓(真ん紀)に続き、縁花のアナウンスの後、恒例の天神亭酔千会長の口上で会所寄席の始まり、始まり。

 

 

★スタートは天満家一軒の「時うどん」

 

 

うどんを食べる仕草に研究の後が見え、思わずうどんを食べたくなったとコメントする人も いた程でした。

 

★次は大川亭飄々の「寄合酒」

 

 

天順調に話が進んでいき、調子良いなあと思ったとたんに臨時停車??今日一番の笑いが取れましたが、これもご愛嬌?

 

★中トリは天神亭岩塩の「鴻池の犬」

 

 

ベテランらしく無難に。このネタは、会所寄席の指定演目。毎年演者を替えて口演し今年で7匹目ですが、それぞれの演じ方に違いがあり、面白い。

 

★中入り後は、八軒家一蔵の「狸の賽」で再開

 

 

稽古会で何回も稽古した成果もあり最後まで順調に演じ切りました。

 

★次は紅一点、紅梅亭玉美の「子ほめ」

 

 

声もしっかり出て、最後までほんわかとした空気を醸し出していました。

 

★トリは会長の天神亭酔千の「高津の富」

 

 

富くじの世話方が読み上げる「子ぇ~の、千三百、六十、五番ぁ~~ん」は、台詞が頭にこびりついて離れない、面白さがありました。

 

★「旦那も草履を履いて寝ております」のサゲに続き「お時間です~」の掛け声で締め太鼓(真ん紀)が鳴り無事、会所寄席の終演です。

 

会所のお世話頂いた方々、沢山のお客様、スタッフとして参加した会員の協力もあり(うつぼ、小道、蝶九、真吾、みょう雅、神山、賢之輔)無事盛況で平成最後の発表会を終わる事ができました。関係者の皆様、有難うございました。

 

 

来年6月には、新しい年号での発表会を、開催予定です。新ネタに挑戦し研鑽いたしますので皆様方のご来場をお待ちしています。

 

天満家うつぼ 記


テーマ:

妙壽寺寄席と新たに名づけられた落語会は9月7日(土)に開催されました。

 

当日は演者6人を含め実行委員16人が集まりました。

お茶子は「射心」アナウンスは「うつぼ」が務め、下座は三味線「真ん紀」、鳴り物「裕次郎」「岩塩」の天満天神社中による生演奏です。

 

 

 

 

 

 

 

天満家賑九「ろくろ首」  
「ハウ アー ユー(How are you?)。どうです?きれいな発音でしょう」と、英語教師という自己紹介で客席の関心をつかみ、首が伸び縮みする女性のもとへ婿養子に入る陽気な男をテンポよく演じた。演者の明るい性格が反映して、場内がなごやかな空気に包まれ、笑いの花が咲いた。

 

 

 

紅梅亭梅紅「道具屋」
出だしで少しつまずいたが、すぐに調子を取り戻した。道具屋と客の愉快なやり取りが確かな語り口で展開する。
笑い声が徐々に増えていき、落ちの「いえ、手元を見ています」で一段と大きくなった。厳しい稽古の成果が表れたさわやかな高座だった。

 

 

天神亭小道「松山鏡」
小柄で物静かな女性が登場。しかし話し始めると、澄んだよく通る声。明瞭な発音で聞きやすい。鏡を見たことがない人々の素朴な驚きが笑いを誘う。「ありがてぇことでごぜぇます」「父っつぁま~」 というような方言を駆使し、田舎の雰囲気がよく出た好演であった。


お中入り~! の声が入りしばしの休憩。
第2部は 出囃子「野崎」に乗って酔千で幕開けです。

 

 

天神亭酔千「上燗屋」
ただのものばかり選んで食べる困った酔っぱらい話である。「これはなんぼ?」「これは何?」の繰り返しがくすくすと笑わせる。豆をつまんで食べる仕草、ぬる燗と熱燗の飲み分など熱演である。気合の入った一席で「さすがに会長はうまい!」とお客さんをうならせた。

 

 

大川亭飄々「不精の代参」
火事から逃げるのが邪魔くさいので焼け死んでしまうという不精な親子。その会話にとぼけた味わいがあって客席から笑いがもれる。能勢の妙見さんへ代参する男は、拝むのも弁当を食べるのもめんどうだと言う。究極の不精ぶりを軽妙に語って大きな拍手を誘った。

 

 

天神亭縁花「星野屋」
まずは都々逸を一つひろうすると早速拍手が来た。心中の場面は三味線と太鼓が雰囲気を盛り上げる。川へ飛び込んだ旦那を見送ってほほえむお花。弱いだけでは生きていけない女性のたくましさを美しく表現した。達者な話術で観客の心を引き寄せ、最後まで離さなかった。

 

 

 

出演者の皆様お疲れ様でした。実行委員の皆様お手伝いありがとうございました。妙壽寺寄席は大好評でした。

次回第20回定期発表会は 11月3日、鴻池新田会所寄席です。

八軒家一蔵 記


テーマ:

10周年記念のおめでたい落語会は,大阪市北区の中崎町ホールで6月9日(土)に開催されました。

当日は演者の6人を含め実行委員19名が集まり、当ホールの吉川会長に会場設営をお手伝い頂きました。

お茶子は「射心・優華」が務め、場内アナウンスは 「縁花」、下座は三味線 「真ん紀」 鳴り物 「つき日・裕次郎・岩塩」の天満天神社中による生演奏です。会場ホールの壁には「素人寄席・天満天神の会10年の足跡」のパネルが展示され、出演者の幟も飾られ華やかな雰囲気が出来上がりました。


出演者の幟と会場



10年の足跡のパネル



出演者とお茶子



全員の集合写真

場を待ちきれぬご贔屓筋をはじめ93名お客様にお越しいただき、酔千会長の口上でスタート。口上ではパネル展示と記念手ぬぐい販売の案内がありました。

 
酔千会長 口上


記念手拭


天満家うつぼ 「星野屋」
冒頭のお花のせりふ「旦さん、どうあそばしたんでございます」で早くも観客の心をつかんでとんとんと話がすすむ。生の三味線太鼓が雰囲気を盛り上げ、ボーンと銅鑼がなると、夜のなにわ橋の情景が目に浮かぶ。したたかに生きていく女性の姿が笑いに包まれてあざやかに描かれた。


天満家真念 「出来心」
上方では「花色木綿」としておなじみの話の東京版。口から出まかせに盗まれたものを並べ立てるハチ公とそれを書き留める大家。ボケと突っ込みがテンポよく交差し、江戸弁が心地よい.演者と聞き手の息がぴったり合い、終始笑いの絶えることのない名演だった。


天満家賢之輔 「初天神」
中トリということで羽織を着て登場! これは、便所へ羽織を着ていくというくすぐりを踏まえての演出。こましゃくれた子供の寅ちゃんは父親が色里へ行ったことをばらしてしまう。飴やみたらし団子を買うときの、父・子・店主のかけ引きが抜群に面白い。熱のこもった高座で笑いを呼んだ。
 

中 入 り
お中入り~! の声が入りしばしの休憩。第2部は 出囃子 「拳の三味線3 」に乗って裕次郎で幕開けです。


八軒家裕次郎 「化け物使い」
はじめに口入屋が不都合な事情をわざと言い忘れ「ああ、行てしもたか、しゃーないな」ととぼける場面で笑いが生まれた絶妙の間合いだった。ご隠居があまりに人使いが荒いので化け物までが音を上げてしまう。有無を言わさぬ強引さを熱演して、くすくすと客席の笑いを誘った。

 
天神亭蝶九 「祝いのし」
稽古会でこのネタを披露した時は大丈夫かいなと心配させたが、落ち着いた舞台で余裕さえ見えた。10年にわたる数々の出前高座の経験が生きている。しっかり者のおかみさんがうまく表現されていた。姿を現すだけでぱっと会場が明るくなるというキャラクターが強みである。

 
天神亭神山 「一文笛」
出囃子「野崎」の名調子にのって登場。 米朝作の、じっくり聞かせる人情話である。淡々とした語りが続く。客席は息をつめて聞き入っている。下げの「実はわい、ぎっちょやねん」でどっと笑いがはじけた。お客さんが帰り際に「ほろっとさせられた」と口にするほどの出来栄えだった。

出演者の皆様お疲れ様でした。実行委員の皆様お手伝いありがとうございました。10周年記念の定期発表会は大成功だったと思います。

次回第20回定期発表会は 11月3日、鴻池新田会所寄席です。

八軒家一蔵 記

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス