今週2度目の市場へということで先程自宅を出た僕でありますが、今朝も今のところなかなか涼しいこの時期ならではの心地よさです
…が、今日はこれからグングン気温が上がり、30℃に達するという予想が出ています
ようやく秋らしい気候になったかと思えば、再び真夏日に逆戻り…いつになったら本来の秋らしい心地よい気候になるのでしょうか?
さてさて、そんな話とは裏腹に、ここのところ灼熱の熱さの中でガンガン汗を流すのが趣味になっている僕。
いわゆるサウナーの仲間入りをしたわけですが、今はまだまだ勉強中ということで、いろいろなサウナに行って自分に合ったサウナを見つけようとしている最中です
自分の好みは理解しているつもりなので、基本的には好みに合いそうな施設を探して行っているのですが、先日行ったサウナはちょっと冒険し過ぎていまいち気持ち良くととのえなかったんですよね
そこで感じたのが、サウナも千差万別様々なタイプの施設があり、それを選ぶ人の好みもいろいろ。そして人は好みだけでなくTPOで選んだりすることもありますから、いろんなサウナがあっていいわけです
でもそれってよくよく考えてみると飲食店にもピッタリ当てはまるんじゃないかなと思うんですよね
良いサウナ室や水風呂があるのはサウナ施設にとっては肝なので、飲食店で言えば料理の味なわけです。
サウナ施設のロケーションや内装、清潔感、ととのい椅子の種類、雰囲気などは全くそのまま飲食店にも言えることですし、受付の人や館内で働くスタッフさん達、アウフグースを行う熱波師の方など、サウナ施設内の人もまたその施設の良し悪しを決定づける重要な要素です。
基本的にサウナはリラックスして心地よくなるために行く場所なので、そういう要素はとても大事だと思うんですよね
もちろんただドバドバと汗をかければいいとか、冷たい水風呂があって意識が飛ぶくらい脳内が麻痺されたいという人もいるでしょうから、雰囲気やサービスなんかよりアツアツのサウナとキンキンの水風呂さえあればいいという場合もあります
それでも例えば僕のように日々の忙しさからわずかな時間でも解放されて、しばしゆったり癒されたい、心地よいひとときを過ごして心身共に気持ち良くなりたいと思う人ならエレガントに蒸されるサウナがいいわけです
サウナは基本人と接するのは受付の人くらいでその他はほぼ無く、1人の時間です。そこでどうやってエレガントなサービスや雰囲気を味わうかといったら、それはやはりそこの施設の人達が作る空気感だと思うんですよね
そこは直接お客様と接してサービスをする飲食店とは少し違うところでもあるんですけど、行き届いた気遣いだったり、心地よい雰囲気を作り出すスタッフ一同の気持ちというのはどちらも共通するところではないでしょうか?
強い刺激のサウナや水風呂は、飲食店に例えるなら豪華食材連発のコースだったり、強い味付けの料理と同じで、美味しいけど(脳内トリップするけど)疲れてしまう。飽きてしまう。そんなふうに僕は思います
料理で言えばしみじみ美味しい味わい、心がほっこりする料理は胃にも優しく食べ飽きることはないですからね
施設やお店が醸し出す雰囲気も大事です
結局サウナは心と身体を癒す場所であり、飲食店は心とお腹を満たす所だと思うんです。
どちらにも共通するのは“心”の部分。
それは人と人が作るおもてなしの部分だと言えると思います
サウナ施設も飲食店も全て完璧なところはありません。
もちろんお客さんの好みもあります。
その足らない部分をどう補うか。何で埋めるのか。
おもてなしの心でもって考えていきたいと思います
全てはご来店いただくお客様にとって心地よいお店であるために…
北海道の縞海老と生ウニに様々な秋野菜を取り合わせたものです。
なかなか好評な一品。是非ともご賞味を