その昔、僕が大学生の頃アルバイトをしていた居酒屋の大将がある時こんなお話をしてくれたことがあります。
「なぁ足木(僕の名字です)、こういう飲食店をしていくにあたって一番大事なものは何か分かるか？」と。
僕はしばらく考えて「料理の味ですか？…あと、お店の雰囲気とか？接客の仕方も大事ですよね？」と答えると…
大将は「もちろんそれらもとても大事。だけど最も大事なのは“信用”だよ」と。
さらに「味の信用。価格の信用。お店の雰囲気や接客の信用…。業者さんへの支払いなども含めて信用が大切。飲食店の仕事だけじゃない。世の中の全ては信用と信頼で成り立っている。」
続けて「その信用は築き上げるのはものすごく大変だけど、無くしてしまうのは一瞬だからな。そこは誠実にしなくちゃダメだぞ。」と。
僕が大学を卒業したら飲食の業界に入ること。その後父親のお店を継いでゆくゆくは店主になるということを分かっていて話してくれた事です。
この言葉は30年以上経ってもすごく強く僕の心に残っています。
おはようございます
3月27日(水曜日)、今日は昨日の肌寒い雨降りの1日から一転、スカッと青空が広がる快晴の朝を迎えました
日本時間の昨日の朝、沈黙を続けていたドジャース大谷翔平選手がようやく会見を開き、自身の身の潔白を表明しました。
まだまだ多少不可思議な点は残っているものの、大谷選手本人の口からはっきりと違法賭博には関与していなかったということが聞けて僕はスッキリしましたね
アメリカの一部の人達(アンチファン)は、実は大谷がギャンブラーで、その罪を一平に擦り付けたんじゃないか？などと言っているようですが、今の自分の人生全てを捧げてあんなに大変な二刀流をやっているのに、そんなギャンブルに興じている暇があるのかってことです
さらには、大好きな野球を一生懸命頑張っていれば、そんなギャンブルで稼ぐお金よりもはるかに莫大な報酬が入ってくるのに、わざわざそんな危ない橋を渡るような事はしないだろうってことです
野球への取り組みはもちろん、様々な所への寄付なども含めて今まで彼がやってきた事を考えれば、不正な事は絶対にしていないであろうと僕は思います
もしも、もしも大谷選手が万が一そんなことをしていたとしたら、それこそもう誰も信用出来なくなってしまうんじゃないでしょうか？
1つ気になっていたことは、大谷選手が水原氏の事を思うがあまり“男気”でお金を支払ってあげたんじゃないかということでしたが、それも違ったということで、特に今シーズンの試合には影響はなさそうなのでホッとしましたね
…と、だいぶ話がそれてしまいましたが、仕事はもとより人生で一番大事なものと言っていい“信用”を水原氏は馬鹿げたギャンブルで失ってしまったということなんじゃないでしょうか？
10年以上も二人三脚で世界一の野球選手を目指して歩んできた大谷選手からの信用も無くしてしまったという今回の出来事は、2人のファンだった人からしたらこんなに悲しい事はありません
一番大事なもの。信用、信頼…無くさないように気を付けたいと思います
さて、ここからは今日の目黒川桜ウォッチング
例年の今頃なら満開の桜で目黒川が覆われ、多くの人だかりができてとんでもないことになっているはずなんですが…
まだこの写真のような状態です
桜も無ければ人もまばら…
しかし、いくつか木を見ていくとポツポツと開花し始めていますね
今日明日？今週末？くらいには東京も開花宣言が出されるんじゃないでしょうか？