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外来はインフルエンザの流行を象徴するかのように
発熱患者さんが多い状態です。
ただし、全員がインフルエンザではなくて、
別の原因による発熱もいるのが難しいところです。
発熱と下痢でタミフルを処方されていた2歳ぐらいの子が
インフルエンザではなく、サルモネラ(食中毒の原因菌)だったパターン。
初日は発熱のみだった2~3歳ぐらいの子が、
耳の下辺りが痛みと共に腫れてきて結局、おたふくかぜ だったパターン。
その後、その保育園では、おたふくかぜ流行がありました。
などなど、限られた時間内に、十分な説明をしながら、多くの患者さんを診て、
正確に診断していくには、どうすればよいか、いつも考えています。
最近、入院になった患者さんのうち、
肺炎球菌が原因と思われる肺炎が増えています。
僕の病院での話ですが・・・。
肺炎球菌は肺炎の原因となる有名な細菌で、
肺炎の他に髄膜炎、菌血症、中耳炎などの原因にもなります。
肺炎球菌のことや、肺炎球菌ワクチンのことに関しては
下記の過去記事を参照。
↓
肺炎球菌単独での肺炎で入院している子もいれば、
インフルエンザに肺炎球菌感染が合併した子もいます。
どんな菌が原因かの正確な診断は、培養検査といって
痰や鼻の奥を綿棒でこすったものから
どんな菌がいるかを調べるのですが、数日かかります。
なので、培養結果を待ちながら、その日のうちに、
ある程度どんな菌なのか予測して治療するために、
咳とともに上がってくる痰を吸引し、
薬で染めて顕微鏡で観察することをしています。
肺炎球菌は一番分かりやすい菌です。
中耳炎の記事でも書いたかもしれませんが
この肺炎球菌も抗生剤が効きにくい菌が増えてきたので
外来での中耳炎や肺炎の治療で困ることがあります。
しつこいと言われるかもしれないけど、
やっぱり乳幼児にも効果のある肺炎球菌ワクチンに
期待してしまいます。
まとまりのない文になってるかも・・・スミマセン。
眠いので早く寝て、明日の朝早くから、また仕事を頑張ろうと思います。