イザナギ・イザナミははこの世で最初の夫婦の雛形、原型である。 | トリプルアセンション キツネニュース

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江戸時代初期の天理教は、改竄された日本神道の神話を正す役割もあった。イザナギ・イザナミははこの世で最初の夫婦の雛形、原型である。
1990年3月 天理大学付属図書館へ
※私は天理教徒ではありません。天理教は瀬織津姫の使いの龍神が中山みきに憑いて書かせた教典なので、最初は『天龍教』として奈良で呼ばれてましたが、吉田神道に正式に登録してもらうために、天理教として提出したのです。
天理教徒の夫婦が仲がいいというのは割と有名なことで、この部分を教えて、イザナギ・イザナミの善悪二元論になった日本神道を正そうとした故という話もある。
イザナミは黄泉の国に行ってないし、全ての人類の父母として教えを説いている。
倭の民であるなら、日本人であるなら全ての日本人の最初の父母。
人間はイザナギとイザナミの中間にあり、それがどちらも繋がらなければ、一生不具合をもって生きることになる。つまり今の日本。
真向のキリスト教の創成期と異なるため、明治政府から弾圧をうける。
この世で一番最初の夫婦は、
いざなぎのみこと
いざなみのみこと
として教えを説く。
天理教の原典である、「泥沼古記」より。
※1990年3月 天理大学付属図書館へ
この世の元初りは、どろ海であった。
月日親神は、この混沌たる様を味気なく思召し、人間を造り、その陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しもうと思いつかれた。
そこで、どろ海中を見澄されると、沢山のどぢよの中に、うを(魚)とみ(巳)とが混っている。
夫婦の雛型にしようと、先ずこれを引き寄せ、その一すじ心なるを見澄ました上、最初に産みおろす子数の年限が経ったなら、宿し込みのいんねんある元のやしきに連れ帰り、神として拝をさせようと約束し、承知をさせて貰い受けられた。
天理教教典第三章 元の理より抜粋
続いて、乾の方からしゃちを、巽の方からかめを呼び寄せ、これ又、承知をさせて貰い受け、食べてその心味を試し、その性を見定めて、これ等を男一の道具、及び、骨つっぱりの道具、又、女一の道具、及び、皮つなぎの道具とし、夫々をうをとみとに仕込み、男、女の雛型と定められた。
いざなぎのみこと いざなみのみこととは、この男雛型・種、女雛型・苗代の理に授けられた神名であり、月よみのみこと くにさづちのみこととは、夫々、この道具の理に授けられた神名である。
天理教教典第三章 元の理より抜粋
神様がシャチと亀を呼び寄せた
シャチを男一の道具、骨つっぱりの道具として
「うを」に仕込んで男のモデル完成
亀を女一の道具、皮つなぎの道具として
「み」に仕込ん女のモデル完成
夫婦のモデルが完成
男のモデル=いざなぎのみこと
女のモデル=いざなみのみこと
男の機能=月よみのみこと
女の機能=くにさづちのみこと
中略
かくて、雛型と道具が定り、いよいよここに、人間を創造されることとなった。
そこで先ず、親神は、どろ海中のどぢよを皆食べて、その心根を味い、これを人間のたねとされた。
そして、月様は、いざなぎのみことの体内に、日様は、いざなみのみことの体内に入り込んで、人間創造の守護を教え、三日三夜の間に、九億九万九千九百九十九人の子数を、いざなみのみことの胎内に宿し込まれた。それから、いざなみのみことは、その場所に三年三月留り、やがて、七十五日かかつて、子数のすべてを産みおろされた。
天理教教典第三章 元の理より抜粋