小説の骨子となるテーマが決まるまで、どのくらいの時間が必要か不明であった。
彼は、その時間までもがもどかしく感じるほど、大量の設定を準備していたが、
そのいずれもが結論まで至れないほど、散乱した設定の上で成り立ってしまう、
所詮、素人の書く小説は、結論までに行きつかない中途半端な駄作となる事を
示唆しているような始まりとなるのであった。
そんな中、提督のパートナーである盲戌は、あくまでもこの小説を完結させようと、
完璧なる骨子を持って、リーダシップを発揮し、ここに歴史的一ページを記すべく
大きな野望とともに、この物語を始める第一声を次の回で唱えるのであった。
それは、3年前に思いつきで始め、頓挫したにも関わらず、その才能にお互いが
近付こうとしつつも、たった十行でのリレー方式を維持する物語が始まるのであった。