出来ちゃった結婚 | テンらいむのユーモアエッセイブログ

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出来ちゃった結婚とは今や死語であるらしい。

 

何でも今は『授かり婚』や『おめでた婚』と言うそうだ。

全く。。。何を言っておるのか。アメリカでは妊娠した女の父親が男に責任を取らせるために散弾銃を突きつける事から『ショットガンウェディング』と言う程なのに。


散弾銃婚とは何ともユーモアあふれる言い方だ。さすがに銃社会が生み出したアメリカンジョークはひと味違う。

 

だが一言に出来ちゃった結婚と言っても色々な種類があってそれぞれに違うレベルの困り具合がある。そこで出来ちゃったまでの経緯を自己申告制にした名前にするべきである。

 

『破れちゃった婚』

 

これはちゃんとゴムはしていたけど破れてしまったので不慮の事故であるという事だ。これなら相手も

『あ~、ちゃんと避妊はしていたけど事故だからしょうがない』と思うだろう。努力は認めてあげなければいかん。

それに比べて


『気持ち良いから特に何も考えずナマでしてました婚』

 

言語道断である。これこそ散弾銃でもバズーカでも突きつけなければならん。このようにひとくくりに出来ちゃった婚と呼ぶのは間違っている。

他にも


『ピル飲み忘れ婚』


『オギノ式計算間違い婚』


『外出ししていたけどやっぱりちょっと中で出てたみたいです婚』等等。


そのうちに


『知らなかった婚』


と言うのが出てくるかも知れない。

『セックスすると子供が出来るとは知らなかった。』と言うカップルだ。


ここまでくると文部省の責任である。日本の性教育はどうなっているのだと問いたい。ただちにそのカップルの高校時代の保険の先生を見つけ出してそいつに養育費を払わせるべきである。

 

そもそも出来ちゃった結婚が良いのか悪いのか私には決められない。少子化問題がどうのこうのと騒いでいる事を考えると良いのではないかと思う。その反面、若いバカップルが後先考えずポンポンとガキを生産するのもどうかと思う。

 

特に今は親が子供にとんでもない名前をつけるから困ったもんである。金星と書いて『まぁず』、本気で『まじ』、大熊猫で『パンダ』等。光宙と書いて『ピカチュウ』と読む名前もあるとか無いとか。。。

こういう子供達は日本の未来を担っているため元気に、立派な、頭の良い大人に育ってほしい。ただあまり優秀になりすぎるのも考え事だ。

 

第百二十八代内閣総理大臣•五十嵐光宙なんつった日にゃもう恥ずかしくて日本人なんか海外に行けなくなってしまう。私を含む多くの日本人は余生を中国人として送るであろう。筆者も今から中国語を勉強しなければならないのか?

 

日本の政府にはこのような事態に陥らないよう学校では性教育と中国語を徹底して頂きたい。