ご訪問いただきありがとうございます。

一緒に夢を叶えるてんちゃんこと

美紀です。

 

改めてちょっと自己紹介らしきことを

書いてみようと思います。

 

 2015年2月10日

前の年の年末に抜いた親不知の傷跡が

ずーっと痛くて、治らなくて

従兄弟の歯科と親不知を抜いてくれた歯科を

行ったり来たりしてました

紹介状を書いてもらって

奈良医大附属病院の口腔外科へ

偶然、教授の診察日でした


口を開けて

見た瞬間に

「デキモノやな」

「組織を取って詳しく検査しましょう」


その日のうちに歯茎を切って

組織を取られ、結果が出たら連絡しますと

帰されました


【デキモノ】って?

ん?あ、腫瘍か。

悪性か良性か調べるってことか。


それより、この痛みはなんとかならない?

と、思いながら帰った事を覚えてます


翌々日には歯茎が腫れ上がり

痛みも倍増…

電話で問い合わせたら

切ってから2.3日後が1番腫れます

どうしても耐えられなければ

救急外来にと言われました


結局行ったのは何日後だったか…

その時に9年経った今も

インプラントで御世話になってる先生に

「あなたの痛みは取りたいのです」と

救急外来で言われました

うーん、これは癌ってことやな

妙に納得したことを覚えています


きちんと結果が出て

歯肉癌と告知されたのは

2月16日

当然のように、ひとりで聞きました

手術までの間、抗がん剤服用開始

痛み止めはすでに麻薬を服用してました


そこからは検査の連続

脚の骨を移植するため

整形外科も受診

全身の転移を調べるため

高井病院へPET検査…

そうそう、痛み止め飲んでから

父に送ってもらって検査に行ったら

飲んでたら検査できないと言われ

翌日、痛みに耐えながら

再度ひとりで行きました


それが2月10日からたった10日目

2月20日のことです


通院や検査のために休みを取るので

職員さんには告知の翌日に伝えました


その時から

私は入院中に訪れる年度末や決算を

どうやって誰にお願いするか

いつ戻ってきて総会の準備が出来るのか

自分はいつから現場に復帰できるのか


そんなことばかり考えていました


歯肉癌 

ステージ4

左側の顎から歯茎、歯を奥から4本分

切除して、脚の骨と組織を移植

リンパに転移疑いあり

リンパも切除


そう言われても

治る未来しか想像しなかった


そんな私です


今日はここまで

また書きますね


追伸 カバー写真は入院中書いてた

日記のようなもの

ムーミンママに告白するように

気持ちを書き綴っていたものです