わんこのシャンプーパート2です
4.愛犬にリンスをするときのコツ
シャンプーは汚れを落とすため、
アルカリ度数が高くなっています。
アルカリ状態に皮膚や被毛をしておくことは、マイナス面が大きいため、
リンスで中和するのです。
つまり
「汚れたところをシャンプーだけしよう」
というやり方をしてはいけないのです。
シャンプーの後には必ずリンスをしてあげなければなりません。
水をよく切ってから
シャンプーをしてよく流したら、水を十分に切るようにします。
パーツによって量を調節する
胸の飾り毛や手足の付け根の内側は毛玉になりやすい場所です。そういうパーツには少し多めにリンス液をつけて、しっかり浸透させるようにしましょう。
5.愛犬をシャワーで流すときのコツ
シャワー面を被毛につける
シャワー面を被毛につけながらすすぐことで、音や水しぶきを嫌う愛犬でもしっかり流すことができます。
シャンプーは入念に流す
シャンプーが皮膚に残っていると乾燥や皮膚病の原因になるので、しっかりと流します。特に、耳の付け根や目の周辺、手足の付け根の内側などはシャンプーが残りやすいので入念に流しましょう。
リンスはすすぎすぎない
リンスには、シャンプーによる角の脱脂を補い栄養を与える成分が含まれています。すすぎすぎると、効果が落ちてしまうので、すすぎすぎないように注意しましょう。
6.愛犬を乾かすときのコツ
乾かすという作業は、愛犬の外見を最も左右する大切な作業です。人間の髪もそうですが、一度乾いた髪は被毛の流れの向きを変えることが困難ですよね。ただ乾かすだけでなく、ブラッシングをしながら、「髪型をセットする」というイメージで乾かしてあげましょう。
毛流に沿ってタオルで拭く
せっかく丁寧に洗っても、タオルで拭くときにワシャワシャと雑にしてしまうと、被毛がもつれてしまいます。毛の流れに沿って、丁寧にタオルで拭いてあげましょう。
タオルで包みながらドライヤー
乾かすときには頭からドライヤーをあてるのが基本ですが、そうすると、その間に体の被毛がボサボサのまま乾いてしまいます。それを防ぐために、体にタオルをかけて乾燥させないようにしながら、頭部を乾かしてあげましょう。
犬種によってドライヤーの向きを変える
ヨークシャーテリアは流れるような美しい被毛が特徴ですが、トイプードルはふわふわとした可愛らしい被毛が特徴ですよね。このように、犬種によって被毛やスタイルが違うので、意識しながら乾かしていきます。
■毛の流れに沿って乾かす犬種
ヨークシャーテリア、シーズー、マルチーズ、ダックスフンドなど
■毛の流れに逆らって乾かす犬種
プードル、ビションフリーゼ、など
耳の水分をとる
シャンプー中は気をつけていても、耳の中に水が入ってしまうことがあります。脱脂綿などを使って耳の水分をしっかりととってあげましょう。
最後はコーミングをする
ドライヤーを使って乾かすと、被毛は静電気を帯び、皮膚に馴染んでいる状態ではありません。
最後にコームでとかし、被毛が皮膚に馴染むようにしてあげましょう。
参考資料
わんちゃん本舗