気象法規

気象業務法の目的の(A)~(C)を埋めよ。

この法律は、気象業務に関する基本的制度を定めることによって、気象業務の健全な発達を図り、もって(A)、(B)、(C)、等公共の福祉の増進に寄与するとともに、気象業務に関する国際的協力に行うことを目的とする。



答え
(A)災害の予防
(B)交通の安全の確保
(C)産業の興降

今年もよろしくお願いします。
試験まであと1ヶ月もないですね。
コリオリ力・気圧傾度力・地衡風

次のうち誤っているものを選べ

1地衡風の速さは気圧傾度力に比例する。
2コリオリ力は地衡風の速さに比例する。
3同じ気圧傾度力ならば、地衡風の速さは高緯度ほど大きい。
4同じ地衡風の速さならば、コリオリ力は高緯度ほど大きい。





答え

地衡風の速さは、気圧傾度力が同じならば、高緯度ほど小さくなります。

今年最後の配信です。
今年も1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

試験まで1ヶ月です。
がんばりましょう!!!
大気の熱力学

正誤を答えよ。

(a)大気中において、気圧は下層ほど大きく、高度に反比例して減少する。

(b)気圧、体積および温度が同じ乾燥空気塊と湿潤空気塊では、湿潤空気塊の方が質量が大きい。

(c)気温は異なるが水蒸気圧が等しい二つの空気塊があるとき、露点温度は気圧の高い空気塊の方が高い。








答え
(a)誤
(b)誤
(c)誤
気圧は高度が高くなるにつれて減少するが、直線的ではなく指数関数的に減少する。
乾燥空気の方が水蒸気に比べて重い。
露点温度は気温には依存しない。
降水過程

次のうち誤っているものを選べ。

1湿った空気が上昇して冷え、相対湿度が100%を超えると水蒸気の凝結が起こり雲粒が発生する。
2海洋上の積雲の中では大陸上の積雲に比べて、単位体積当たりの雲粒の数が少ない。
3暖かい雲で併合過程により雨粒が成長するためには、大きさのそろった雲粒が多数あることが重要である。
4落下中の大きな雨粒は、偏平な形をしている。これは、半径が大きくなると表面張力の影響が相対的に小さくなるためである。


答え

不ぞろいの雲粒が必要。
大気の熱力学

空気塊の上昇に関する次の記述のうち、誤りはどれ?
ただし、空気塊は水蒸気を含まず、外部との熱のやりとりはないものとする。

1.上昇に伴って、外側から空気塊に加わる圧力は減少する。
2.上昇に伴って、空気塊の体積は増加する。
3.上昇に伴って、空気塊の温度は下降する。
4.上昇に伴って、空気塊の内部エネルギーは減少する。
5.上昇に伴って、空気塊の温位は下降する。






答え

温位は一定。
数値予報

次の正誤を答えよ。

1.数値予報の予想図に見られるメソスケールの上昇流・下降流は、メソスケールの優乱の発生を示している

2.数値予報の予想図で活発な上昇流が集中してみられる領域では、ポテンシャル予報としてメソスケール優乱の活動を示唆している

3.数値予報の予想降水量分布は、定性的に実況の降水分布の大まかな特徴を表現しているが、定量的には必ずしも実況と一致しない

答え
1.誤
メソスケール優乱は予報の直接の対象ではないから
2.正
3.正
数値予報モデルの「精度」として常識
降水短時間予報

次の正誤を答えよ。

1.地形効果による山の風上側における降水強度の増大などに関する補正は、空気の含有水量と風に関する数値予報結果を用いてなされる。

2.予報の対象域には気象レーダーの探知範囲外から侵入する降水や、予報の対象域に新たに発生する降水は、数値予報による降水予想を用いて予想情報を拡大することにより、予報の利用価値を高めている。








答え
1.正

2.誤
現時点では、こうしたことは行なっていない。
気象衛星観測2

気象衛星による観測と観測結果等について述べた下の正誤を判断せよ。

1.西日本で春によく観測される黄砂減少は、黄砂が大気上空に高く舞い上がるので、赤外画像では表示されるが、粒子がなだらだから可視画像には表示されにくい。

2.ベナール・レイリー型対流に伴う閉細胞型の雲を含む団塊状の雲域により、高層天気図では検出しにくい偏西風帯上の短波長の波を検出することができる。



答え
1.誤
黄砂は太陽光の反射として可視画像で見られる。
2.誤
優乱の目安はバルジを伴う雲域である。
気象衛星観測1

気象衛星による観測と観測結果等について述べた下の正誤を判断せよ。

1.上層に発生する薄い巻雲は可視画像では表示されにくいが、雲頂高度は低いので赤外画像では白く明瞭に表現され、その種の雲の雲頂高度の計算は正確である。

2.雲頂高度の低い霧や層雲は、可視画像で表現されるが赤外画像では表示されにくい。しかし、それらの雲の雲粒は細かく密集しているので、水蒸気画像では、可視と同様に、明瞭に表示される。



答え
1.誤
薄い巻雲は、地表面からの放射を通すので、雲頂高度に大きな誤差を含む。
2.誤
下層雲は、可視資料では明瞭であるが、水蒸気画像と赤外画像では不明確
気象レーダー観測

次の正誤を答えよ。

1.レーダーの平均受信電力は反射物体までの距離の2乗に反比例する。

2.気象レーダーでは波長3~10cm波が使われるが、気象庁では5cm波が用いられる。

3.気象ドップラーレーダーでは降水がないときには、降水粒子の移動が求められないので、風速の測定はできない。

答え
1.正
2.正
3.誤