さすがに日本一の山なので、ブログに書くにしても、プロローグ・本編・エピローグの最低3部ぐらいに分けて書かないと書ききれそうにない。
ということでまずは
『プロローグ ~富士登山の準備~』
5年ぐらい前に相方のみぃちゃんが、大学時代の友人と挑戦した時は「ふーん」って感じで、それほど私の心を惹き付けなかったのだが、ここ数年何となく意識してきた「富士登山」。
今年に入って、河口湖畔に泊まる旅行に何回か行って、旅館の窓から見える富士山の魅力に完全にヤラレてしまった。
休憩の年の今年こそ絶好の機会と思い、ついに行くことにした。
ちなみに5年前、初登山に試みた相方はあえなく八合目でリタイアして帰ってきた。
今回のイベントは、今度こそ上まで登ると決意した相方と一緒に、京都駅からのバスツアーに入って挑戦することにした。
イベント計画の初期には、先輩面して富士登山はこういう感じになるとか、荷物に絶対コレは持っていった方がいいとか、レインウェアや登山靴やザックなど一揃えを買いそろえようと言う私に「そんなに揃えなくても大丈夫だよ」とか偉そうに言っていた相方だったが、日が経つにつれ不安になってきたようで「登れるかな…」とか心細いことを言い始めた。
5年前の下山直後「上まで登ろうと思えば行けないことはなかったけど、仕事があるから無理はやめた」とか「土とか砂の埃がすごかったから、コンタクトレンズしか持っていってなかったのが失敗だった。メガネを持っていってたら登れたのに」とか強気に可愛げのないコメントをしていたじゃないか・・・と言うと、本当はかなり限界で軽い高山病みたいな感じになってたし、仮に上まで登れたとしても下山してくる自信が全くなかった・・・などという、あまりハッピーではない新情報をくれた。
私は未知の体験だ。頼りになるのは経験者のみぃちゃん情報だけだ。しっかりしてくれよオイっ感じだ。
まぁしかし考えてみれば、相方の情報では八合目までは登れるかもしれないが、頂上までの情報でないことは確かだ。しかも相方はそもそもあまりアテにならない。これは自分で経験者や本、ネットなどで色々情報収集をした方が間違いない。
それから私は会社の向かいの商業ビルに入っているモンベルにせっせと通った。
今は「富士登山」のシーズン真っ只中だ、一番よく目立つディスプレイも店内の品揃えも富士登山ムードだ。
私は、しょっちゅう仕事中にちょこっと抜けてお散歩に出かけるのだが、このモンベルはまさに私の散歩コースだ。おかげでここの店長さんとはそこそこ親しい。
「富士登山」に絶対欠かせないものを教えてもらった。
予想通り、まず以下のものを言われた
『レインウェア』(ゴアテックスのもので、上下が分かれるセパレートのものが望ましい)
『登山靴』(これもゴアテックスのものが望ましい)
『ザック』(富士登山なら25~35Lぐらいがベスト)
『ライト』(頭にゴムで着けるものが両手が使えて便利)
『厚手の靴下』(防寒にもなるし、下山のときに靴ズレを防いでくれる)
『手袋』(防寒と保護のため)
『帽子』(紫外線対策など)
『水』(山小屋にも売ってはいるが、最低でも1Lは携帯しておくと安心)
さらにあれば便利的なものとして
『ストック』(登りの岩場ではちよっと邪魔になるが、下りはあると楽)
『スパッツ』(登山靴とパンツの隙間をガードして靴に石が入るのを防ぐ、防寒にも役立つ)
『酸素缶』(高山病防止に役立つ)
『腕時計』(文字盤が光るものなど、暗闇でも使えるものが便利)
水は直前にコンビニなどで買うにしても、他のものもほとんど持っていないから買い揃えていかないと仕方ない。
あと、インナーになるようなシャツ類も、汗を吸ってかつ体温の低下を防ぐというような機能的なものはほとんど持っていないので、一番下に着るアンダーウェア的なシャツから保温のために着込むミドルウェアまで、さらにトレッキングパンツなど…しばらくは毎日モンベルの大きな紙袋を下げて帰ることになった。
一通りのものを揃えると、けっこうな金額になった。これは登るしかない !! せこいモチベーションだ。
ま、とにかく道具は揃った。
後は肝心の体力だ。
とは言え、もう2週間しかない。今さらハードな体力作りは逆効果だ。
私は買ったばかりのモンベルの登山靴を履いて、毎晩5階建ての自宅マンションの5階から1階までの昇り降りを10往復ぐらいした。
それだけで汗が噴き出して、しばらく足が笑い続けた。
登山の5日ぐらい前から、さらに荷物を詰めた状態のザックを背負って昇り降りを行った。
毎晩行ったが、息の切れるのも足の笑うのも、一向にマシにはならなかった。が、何となく富士登山に対しての不安が薄れてきた。
ちなみに相方みぃちゃんは、登山前にたった一晩だけ一緒に、階段昇り降りのトレーニングを行った。
6往復したところで死にかけてやめた。
相方と一緒の富士登山に対する不安は濃くなった。
登山前日の夜はトレーニングをやめておいた。
万が一ケガをしても困るし、所詮前の日のトレーニングなんて、疲労の元にしかならないだろうと判断したからだ。
母がエネルギーになりそうな夕飯の献立にしてくれたので、とにかく食べて、お風呂に入って、早く寝よう。
本編に続きます。
