「京の冬の旅」仁和寺 '09初春 | 転勤族☆たれ旅ぶろぐ2 from 千葉(転勤8回目!)

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おでかけ&旅行大好き、夫の会社のお金で長期旅行中(別名:転勤)の転妻ブログ

 ずっとこのブログを読んでくれている方なら、夏に千本えんま堂に行ったのを覚えているでしょうか?
 京都市観光協会主催の非公開文化財特別公開「京の夏の旅」「京の冬の旅」。
 今回は1/10から3/18まで公開です。http://www.kyokanko.or.jp/
 
 余談ですが、春&秋公開は、京都古文化保存協会主催のようです。 http://www.kobunka.com/


 さて、まずは世界遺産の仁和寺。http://www.ninnaji.or.jp/
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 仁和4年(888)、宇多天皇によって建立された真言宗御室派の総本山。寺名は元号から。
 代々皇室から住職を迎えた門跡寺院で、格式高い名刹。
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 御殿や庭園は素通りして、
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 五重塔も横目に見つつ、
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 今日のメインはこちら、
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 国宝の金堂。京都御所の紫宸殿を移築したもの。
 格子状の蔀(しとみ)など、普通のお堂とは異なります。
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 内部には、阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩の三尊像。
 これらは江戸時代のもので、開基以来の阿弥陀如来は霊宝館にあるのだとか。
 紫宸殿ならではの内装も必見。

 「京の夏の旅」でもそうでしたが、ボランティアガイドさんがわかりやすく説明してくれます。
 ガイドブックは200円で売っているけれど、なくても十分楽しめます。

 重文の経蔵。経典を納めるお堂で、「京の冬の旅」初公開。
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 写真はJRのパンフから。八角形の回転式輪蔵と、色鮮やかな釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩が見事。
 輪蔵の下の装飾や、四方の壁画も素晴らしい。
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 ところで、三井寺でも見たこの経蔵。本家本元の経蔵を中国かインドで見たような気がします。今後の旅行記で探してみて下さい。

 朝起きるのが遅かったので、仁和寺を見終わったのが14時半。
 特別公開は16時までなので、仁王門の狛犬?に別れを告げ、慌てて次の妙心寺へ。
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 「そういえば、オムロンはこの辺の地名『御室(おむろ)』に由来するんだって」と話していたら、妙心寺へ向かう道を間違えました。でも「オムロン発祥の地」の記念碑発見!
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 元々大阪にあった立石電機株式会社が、1944年に御室に転移。世界への飛翔を期して、地名の御室にちなみ、ブランドを「OMRON」と命名。1990年に社名を「オムロン株式会社」に変更し、今では体重計や体温計で有名な会社となりました。現在本社は、京都駅の近くにあります。

 さて、妙心寺は?  つづく。