【西国第11番】上醍醐・准胝堂(京都・真言宗) | 転勤族☆たれ旅ぶろぐ2 from 千葉(転勤8回目!)

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 テレビで「醍醐の女人堂の開扉は11月3日まで」とあったので、急遽行ってきました。
 巡礼7回目の今回は、京都近辺のお寺です。


 まずは醍醐寺。http://www.daigoji.or.jp/
 最寄り駅は、地下鉄東西線の醍醐駅。駅前は、新興住宅街が広がっていました。
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 駅から歩いて20分ぐらい。駅からバスも出ているよう。
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 醍醐山そのものを境内とし、金堂などの伽藍がある下醍醐と、開山堂などがある上醍醐に分かれます。
 地図の下醍醐だけでも、かなりの広さ。
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 入ってすぐ左が三宝院。お庭が素敵だそう。
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 国宝の唐門。朝廷からの使者を迎える時だけ開かれた扉。
 大きな紋が見事です。
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 仁王門前。春の「秀吉の花見行列」はこの辺でやるのかな。
 桜も紅葉も綺麗そうです。
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 仁王門。豊臣秀頼が再建したもの。
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 中には素敵な伽藍が広がりますが、紅葉の時期に旦那と来ようと思います。
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 今回の目的は、女人堂。なので右へ。
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 近所の小学生が、落ち葉拾いに来ていました。なんだかのどかな光景。
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 女人堂へは、伽藍の横の道を抜けていきます。
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 途中、国宝の五重塔が少しだけ見えました。
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 歩いてすぐに、山道となります。右を見たら廃屋があってびっくり。
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 ここから上醍醐までは2.7km、60分!
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 伽藍から10分ほどで、女人堂入り口。
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 上醍醐への登山口でもあります。
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 女人堂。准胝観世音菩薩の分身を祀ります。
 お前立ちを拝見したけれど、暗くてよくわかりませんでした~。
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 さて、ここでお寺の由来を。

 開創は874年。理源大師・聖宝が五色の雲がたなびく山に登ると、そこへ地主の神・横尾明神の化身が現れました。そばに湧く清水を飲んで化身が「あぁ、醍醐味なるかな」と言ったそう。これに感得した聖宝は霊木に准胝・如意輪の両観音を刻み、庵に安置したのが寺の起源だとか。後に、聖宝に帰依した醍醐天皇は寺を御願寺とし、伽藍を建立。

 その庵があるのが山上の上醍醐ですが、今年の8月にご本尊を祀る准胝堂が雷で全焼。現在納経は女人堂で受け付けています。
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 女人堂の向かいに、聖宝をはじめ色々な仏様が。
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 本当は、ここから上醍醐に登れます。
 来年のご本尊ご開帳までには、修復できるといいですね。
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 下醍醐に戻り、色々見学。
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 京都駅ビル内にもある、醐山料理「雨月茶屋」。http://www.ugetsuchaya.com/
 隣の駐車場には観光バスがたくさん止まっていたので、皆さんここで食事をされるのでしょう。
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 春と秋のみ公開される、霊宝館。
 1人で見たら旦那が可愛そうなので、今度一緒に来ます。
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 '09春 http://blogs.yahoo.co.jp/tarere3/39636578.html

 醍醐駅に戻り、次は番外・元慶寺へ。つづく。