【西国第18番】六角堂頂法寺(京都・天台系単立) | 転勤族☆たれ旅ぶろぐ2 from 千葉(転勤8回目!)

転勤族☆たれ旅ぶろぐ2 from 千葉(転勤8回目!)

おでかけ&旅行大好き、夫の会社のお金で長期旅行中(別名:転勤)の転妻ブログ

 清水寺・六波羅蜜寺の次は、六角堂頂法寺。http://www.ikenobo.jp/rokkakudo/

 京都市交通局の検索サービスHP「洛ナビ」で検索すると、「清水道」から207番で「四条京阪」に出て、そこから15番で「烏丸御池」。……ですが時間が合わず、歩いて行く事に。四条河原町から適当に新京極に入り、錦市場の2本北(三条通の1本南)の六角通をまっすぐ左へ。烏丸通にぶつかる直前右側です。

 10/31追記。第19番革堂から寺町通→六角通を歩いたら、30分ぐらいかかりました。遠かった~。
 12/2追記。地下鉄「烏丸御池」から徒歩5分です。
イメージ 1

 聖徳太子が、四天王寺建立の用材を求めてこの地を訪れたとき泉を見つけ、念持仏と脱いだ衣服を傍らの木にかけて沐浴したところ、仏が木から離れなくなった。その夜、念持仏の観音様が夢に立ち、ここに留まることを望んでいると告げられたので、杉の大樹を切って六角堂を建立したそう。

 四天王寺→ http://blogs.yahoo.co.jp/tarere3/32669028.html
イメージ 16

 へそ石。桓武天皇が京都に遷都した際、六角堂が道路の中央に当たるので遷座を祈願したところ、御堂が5丈ばかり北へ移動し、この石が取り残されたのだとか。また、京都のほぼ中央に当たるので、へそ石とも要石とも呼ばれている。
イメージ 2

 ご本尊は如意輪観世音菩薩。色々な観音様がいる中で、如意輪観世音菩薩は、片ひざを立てて座っているのが特徴。如意宝珠や法輪などを持ち、どんな願い事でも叶えてくださる仏様。ご本尊ご開帳は、平成20年11月8日から平成21年1月5日と、3月3日から4月12日。
イメージ 3

 12/2追記。ご本尊拝観してきました!内陣拝観料1000円で、パンフと散華3枚頂けます。
 小さいけれど気品溢れる如意輪観世音菩薩でした。12/22~1/3の間は非公開のよう。
イメージ 17


 ところで、お寺の正式名称は頂宝寺。六角堂の愛称は、本堂が六角形をしているから。
 正面だとわかりにくいけれど、背後や側面から見ると六角形です。
イメージ 4

 お堂を左回りに。

 このお寺の住職は池坊の家元。いけばな発祥の地としても有名で、聖徳太子の命により遣隋使として派遣された小野妹子が帰朝後、ご本尊に花を供えたのが華道の始まりだとか。
イメージ 5

 本堂後ろの池には、たくさんの白鳥が。
イメージ 6

 池の端に、太子堂。
イメージ 7

 合掌地蔵と、十六羅漢。
イメージ 8

 お参りに来た人の願いを手のひらに優しく包み込み、その願いが叶えられるようにと、一緒にお祈りしている姿だとか。
イメージ 9

 こちらは一言願い地蔵。
イメージ 10

 願いを叶えてあげようかどうしようか考えている姿だとか。
 欲張らず1つだけ願い事をするのが吉。
イメージ 11

 親鸞聖人は、毎夜比叡山から六角堂に百日参りし、夢中のお告げにより浄土真宗を開いたそう。
イメージ 12

イメージ 13

 神仏習合により、ここもお寺の奥に神社が。
 神仏習合についてはそのうち書きます。
イメージ 14

 六角堂の納経所は、右側が土産物屋&茶屋になっていて、ご朱印を頂いた後にくつろげます。
 可愛らしい素焼きの鳩みくじが有名。
イメージ 15

 初めての西国三十三所巡り初日、まずはここまで。